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’97年6月28日(土)に、兵庫県豊岡市にある円山川公苑のエスキモーロールスクールに参加してきました。ちょうど台風が九州から近畿地方に向かっていた頃で、最悪のコンディションです。朝、丸山川公苑から電話があり、台風が近づいてきているので日を変更してもよいということでした。エスキモーロールですから、最初からずぶ濡れになるのは覚悟の上です。強風(暴風)が心配ですが、プールで実施するためにあまり風の影響も少ないということで、予定通り参加することにしました。悪天候ということで、参加者が少なければそれだけみっちり教えてもらえるわけで、そういうことも期待しながら丸山川公苑に向かいましたが、ついてみれば何のことはない、全員出席でした。これには丸山川公苑の職員がびっくりされていたそうです。参加者は私同様、貪欲な方ばかりだったようです。
エスキモーロールができるようになりたいためにスクールに参加するのですが、受講者の1〜2割ができるようになれば良いほうだそうです。今回も、2回目の参加という方とロール教室は初めてという方が半分ずつという感じでした。ということで、初めての方のグループと、2回目以降の方のグループに分かれて、スクールが始まりました。エスキモーロールにもいろいろ種類があり、ロングロール、CトゥC、スィープロールなどがあります。今日はショートロールの一つである、CトゥCに挑戦です。最初は、手でプールサイドにつかまり、カヤックを横に傾けてからひざと腰の動きでカヤックを起こす練習、次に頭を水に浸けてカヤックを倒し、カヤックを起こす練習をします。それができれば、水泳用のビート板を持ち、頭を突けてカヤックを横転させ、ビート板の抵抗で水を掻いてカヤックを起こす練習です。手をプールサイドから離すため、最初は不安ですが、思ったより楽にできました。ロール教室が初めてにしては、飲み込みが早いとインストラクターにおだてられ、ロール教室が2回目の人のグループに入れていただきました。
いよいよパドル(オールのこと)で起き上がる練習です。インストラクターに補助してもらってやってみると、もう少しでできそうだと、またまたおだてられ、その気になってしまうところが私の悪いところです。パドルにつけるフロート(浮き)があり、それをつけると一度は沈したものの、2回目からは何とか一人で起き上がることができました。ほとんどパドルに力を入れなくても、くるっと起き上がれることもあります。いい気になってフロートを取ってやろうとすると、沈、脱出となってしまいます。
結局、95パーセントまでできているらしいのですが、あと5パーセントができずに、今日のところは終わってしまいました。起き上がるときのパドルのブレード面が、どうも良くないようです。時間終了間際に、インストラクターに「楽勝!楽勝!もうできてる!」といわれたのですが、最後まで単独ではロールが完成しなかったのがクヤシー! けれど、何とかできそうだという感覚がつかめたので、今年中に完成し、ぜひスィープロールにも挑戦してみたいと思います。目標ができてうれしいのですが、一人でロールの練習をするのはちょっと恐いので、だれか教えてもらえる人を探してコツコツやっていきたいと思っています。
つづく。
’97年は結局、95パーセントまでできているらしいのですが、あと5パーセントができずに、ロールは完成しませんでした。そして、凝りもせず’98年もスクールに参加してきました。ぜひ自分のカヤックでやってみたいと言うことで、マイカヤックを持参しての参加でした。
インストラクターに、ブレードを調整してもらってロールをすると、すんなり起き上がることが出来るのですが、一人でやろうとすると、すぐ沈、脱出となってしまいます。やはりどうしても、あと5パーセントがなかなかできません。沈の状態と言うことは、カヌーの底が上に向いており、体は下に向いています。沈の状態から起き上がるのですから、パドルを水面に出してから、ローブレイスの漕ぎ方で水を引き寄せ、ひざを使ってカヤックを起し、起き上がります。パドルを水面に出すと言うことは、本人の感覚からするとカヤックの底のほう、つまり「下」におもいっきりパドルを出さなければ行けません。天と地が逆さまになっているのです。頭では分かるのですが、沈してひっくり返った瞬間から、頭の中はパニックです。早くしないと息が切れるし、力ずくでしたところで起き上がれるわけもないし。何度も水を飲みながらの挑戦でした。パドルのブレードの面がおかしかったり、パドルの突き上げが少なかったり、ひざの返しが悪かったり・・・みんな揃ってできれば起き上がれるはずなのですが、パドルを気にするとひざの返しができなかったり、という繰り返しで、インストラクターの方も途中であきらめ顔でした。
休憩の時に、プールサイドで実際にカヤックに入り、ひっくり返り、パドルの扱い方を復習して、ようやく頭の中が整理できました。同じことが水の中で出来れば問題ないのです。そしてなんとか予定終了時間までに、CトゥCで起き上がれるようになりました。インストラクターの渡辺さんには、本当にご迷惑をおかけしました。しかし、それまで何がわるくて出来なかったのが急に出来るようになったのか、よく分からなかったので、ロールが完成したにもかかわらず、もう一つ感激はありませんでした。次にやっても必ず出来るという確信がなかったからかもしれません。でも、何度でも起き上がれるようになり、ようやく嬉しさがこみ上げてきました。
でも、さらに奥は深いのです。もっと素早く起き上がる、スィープロールというのがあります。これがまた、やってみると全然だめです。人によっては、CトゥCが出来ないのにスィープロールはすぐできるという人もあるそうです。次の目標は、スィープロールです。一難去ってまた一難、の心境ですね。でも、新しい目標が出来たので、もう少し頑張ってみようと思っています。
’96年から始まった、”川の日”記念 兵庫カヌーマラソン大会(兵庫県カヌー協会主催)。その第2回大会が’97年7月20日(日)に黒田庄町の加古川流域で開催されました。一昨年は第1回ということで、こじんまりとした大会でした。今回はしっかり後援もついて、にぎやかなものになると思っていましたが、意外に参加者が少なく、一昨年以上にこじんまりとしてしまいました。参加者は、5キロ成年男子競技艇の部に5名、5キロ成年女子の部に3名、5キロ成年男子ポリ艇の部(30歳以上40歳未満)に9名、5キロ壮年男子ポリ艇の部(40歳以上)に10名、ほか当日参加が2名で、総勢でも29名です。各部門3位まで表彰ですから、女子の部はオイシイですね。
私は例年(といっても昨年が2回目ですが)、1週間まえの日曜日に試漕をしているのですが、ことしは大雨が降って水量が多すぎたため試漕ができず、ぶっつけ本番で出場しました。当日の水量は多くなく少なくなく、ちょうど良い水量でした。なかなかうまい具合にスタートできたのですが、何しろ普段から全然鍛えていません。一つ目の橋(新中橋)をくぐるあたりで、少しバテかけました。しかし、橋の上の数少ないギャラリーの姿を目にし、ここで力を抜いては胸のゼッケンに申し訳ないと、思わず握るパドルに力が入ります。新中橋と中央橋の間は、小さい瀬が2ヶ所ほどあり、気持ちよいところです。中州があるため、川幅はそんなに広くありませんが、コース取りによってスピードがグッと変わります。
さて、中央橋を過ぎたところは、「ふるゆ」といって、昔、用水路に引く水をとるためにせき止められていた跡があるところです。例年は中州から左はテトラポットでせき止められ、中州から右に迂回路が作られます。ところが今年は迂回路がなく、中州の左のテトラポットでせき止められているところのど真ん中だけテトラポットが取り除いてあり、そこから下流に下るようになっていました。かなり急流です。初心者は沈(カヌーがひっくり返ること)の可能性があります。実際、数艇が沈していたようです。ギャラリーは冷たいもので、この一番危険なところに一番大勢集まっていたようです。私の艇は、一緒に急流に突っ込んだ艇とぶつかりそうになりながらも、何とか無事に下ることができました。感想は、快感!爽快!スリル満点! 無事にいけると、面白いものです。
あとはひたすら漕ぐだけです。当日はそんなにきつくはないものの、最初から最後まで向かい風でした。追い風よりも向かい風のほうが漕ぎやすいのですが、とにかく疲れます。結局私は、38分38秒という記録で、9名中第5位という成績でした。ちなみに、この記録は水量により全然違うため、何の参考にもなりません。賞として、車の芳香剤と、なぜか婦人服を戴きました。全員には、完漕証と、参加賞としてこれまた車の芳香剤、リストバンドを戴きました。あとは、生ビール片手に、バーベキューに舌鼓といったところですが、とにかく暑い。バーベキューの炭火も暑い。顔も腕も真っ赤っ赤で、しばらくヒリヒリしていました。
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第3回大会は、’98年7月20日。私のポリ艇はあまりスピードが出ないうえ、普段から体を鍛えていないので、私の場合は地元黒田庄町民として、参加することに意義があるカヌーの大会と位置づけております(言い逃れ?)。しかし、そこは地の利を活かして、前日の19日、水量はどんなものかと試漕してみました。今年はやや水が少なく、瀬ではお尻をする箇所がいくつかありました。もっとも、私のカヤックの底があまり平らではないため、人一倍よく底をするのかもしれませんが。ところが大会前日の夜中から、大雨です。関係者や参加者は、前日から町内でキャンプをされている方もおられたのですが、雨で大変だったと思います。この大雨で、少しは水量が増えたのですが、今の時期は田んぼに水をおくる必要があるためか、加古川の水量はそんなに増えていませんでした。
第3回の大会の参加エントリーは、5キロ成年女子の部6名、5キロ壮年自由艇の部9名、5キロ成年自由艇の部9名でした。エントリー以外の参加者も数名あったようですが、相変わらずこじんまりとした大会です。兵庫県カヌー協会としては、もっと動員をかけて、大きな大会にしていきたいそうです。私としては、参加者が多いほど成績が下のほうに行くことになるので、複雑な心境です。景品の黒田庄ビーフが、ますます遠くなっていってしまいます(この黒田庄ビーフは高級牛肉で、遠くからわざわざ求めに来られるお客さんもあるようです。地元民は値が高すぎるため、普段はダイエーやウェルマートの牛肉を食しています。私の家だけかもしれませんが・・・)。
さて、出発の50分ほど前にスタート地点に回送してもらい、手慣らしならぬパドルならしです。水量が多いため流れが速く、ここで遊びすぎてスタート前から少し疲れてしまいました。11時30分に女子の部、35分に壮年男子の部、40分に青年男子の部がスタートです。なんとか成年男子の部に入れてもらった私は、スタート直後からトップ集団に食らいついていきます。今年は黒田庄ビーフか? と色気を出したら、もういけません。3位以内に入っていたのは、スタートして3分ほどだけでした。気がつくと私の前に、3名の方が漕いでおられます。ということは、私は4位。でも頑張ればなんとか追いつくことも・・・と思うのもむなしく、どんどん差は開いていくばかりです。私の場合、前日の試漕も含めて、今年は3日しかカヤックに乗っていません。それに筋肉も全然鍛えられていません。やはり、皆さんとは年季が違います。
コースは、前日の雨で水量が増えたとは言え、瀬では底をするところが何ヶ所かありました。慣れている人は流れを読んで、水量があるコースを行かれるようですが、私の場合は底をすったあとで、右のほうへ行っていれば良かったのに・・・と、過ぎてから後悔することばかりです。川の端のほうがよく流れていたりするのですが、調子に乗って端っこに行き過ぎ、どうしようもなくなってテトラポットに激突したりしながら(もちろん時間のロスになってます)、なんとか沈せず通過できました。でも一ヶ所、流れの速い瀬で、気がつけば逆さまに(後ろ向きに)流されていたことがありました。なお昨年の、中央橋下のテトラポットのところは、今年は迂回路コースのため通りませんでした。成績のほうは、昨年より順位をひとつ上げて第4位、時間は40分38秒、昨年より2分遅れです。
開会式後、時雨のような雨が降ったり、大会中もパラパラ来ていたのですが、午後は天気も回復してきて、バーベキュー(この肉は黒田庄ビーフではないでしょう)の頃には暑くもなく寒くもなく、生ビールがとてもおいしい閉会式でした。ちなみに今年の優勝者には、後援のサンテレビジョンからも表彰状がありました。各部門1位から3位の副賞は、黒田庄ビーフです。参加賞は、黒田庄名物のかりんジュース「かりんだこまっちゃう」と、入浴剤「かりんの香」と、なぜか青竹のお箸が一膳。ということで、大会も無事終了いたしました。
主催者のみならず、地元の方に大変お世話になりました。と書くのが普通なのでしょうが、私も地元民のため、どう書けば適切なのかわかりませんが、協力団体の方には本当にお世話になりました。残念なのは地元黒田庄町から出場しているのが私一人だというところでしょうか。今、仲間を増やそうと頑張っています。
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’99年は、残念ながら諸般の事情(兵庫県カヌー協会の事情?)のため、カヌーマラソン大会は中止となってしまいました。唯一地元で、大会参加を楽しみにしているものとしては、さびしい限りです。2000年は是非とも再開してほしいものです。
’99年は結局、6日しかカヤックに乗っていません。そのうち3日は、円山川公苑でレンタルしたものです。カヤックに興味があるという人を連れて行って、カヤックを体験してもらった時に一緒にレンタルしました。8月には三田の青野ダムに出かけました。1時間ほど漕いだあと、1年ぶりにロールの自主トレをしました。1回目はなんとなく成功したのですが、だんだん不成功が多くなり、最後の方はスランプに陥ってしまいました。ロールを忘れてしまった! 全然起きあがれなくなってしまいました。このままでは、昨年覚えたロールを忘れてしまいそうです。
9月には、地元の加古川(黒田庄町〜山南町)に出かけました。今年もカワセミは健在でした。鷺(ゴイサギ?)もたくさんいます。川には大きな魚も見えるのですが、おそらくブラックバスでしょう。日本の川や池は、ブラックバスやブルーギルに駆逐されてしまうのでしょうか。
もう一回は、これまた青野ダムに出かけました。お彼岸をすぎると、吹く風もどことなく秋の気配。青野ダムからは、有馬富士や、西国33ヶ所番外の花山院などを眺められます。
来シーズンは、ぜひ川下りツァーに行ってみたいですね。それと、ロールの練習をしっかりやっておかないと・・・。
20世紀最後の年は、秋があっという間に過ぎ去り、いつの間にか冬になっていました。11月に漕ぎ納めをしようと思っていたのですが、あまりにも寒いのでやめました。サイテーのシーズンになってしまいました。’2000年デビューを果たしたのが8月29日、2回目が9月3日、で3回目はとうとう行かずじまい。それも両日とも、1時間しか漕いでいません。行先は三田の青野ダムです。どうしてこんなシーズンになってしまったのか、今考えてもよくわかりませんが、来る21世紀最初の年は、こんなことのないようにしたいと思っています。
さて、その青野ダムですが、今年は渇水で、水はだいぶん減っていました(写真)。従って水もあまりきれいではありません。水が少ないので、湖底から道路やら用水路やらが露出しているところがあり、一種感慨深いものがありました(日本語おかしい?)。湖から棒(竹?)の先が突き出てる所があり、近づくと、ドッヂボール大でゼリー状の、半透明な不思議な生物体(植物か動物かもわからない)が棒に絡み付いていました(写真)。ほとんどの棒1本につき1個くっついています。これは一体何なのでしょうか。あまり気持ちの良いのもではありません。
今年の目標は、昨年できなくなってしまったエスキモーロール(転覆してクルッと起きあがる技)に挑戦することです。40分ほど漕いだ後、エスキモーロールの練習をしました。一昨年に円山川公苑のスクールで何とかできるようになっていたのに、昨年の最後にできなくなってしまっていたのです。でも今年は新兵器があります。神戸まで行って、ノーズクリップを買ってきました。さて、ノーズクリップって何だと思いますか?日本語に訳すと、「鼻栓」です。つまり、シンクロナイズドスイミングのお姉さん方が鼻にはめておられる、鼻から水が入らないようにするものです。これまではノーズクリップなしでロールの練習をしてたので、腰の回転やらパドルのブレードの向きに注意する以前の問題として、息をどう続かせるかという問題があったのです。呼吸に気を取られると、一度に2つ以上のことができない私は、起きあがれなくなってしまうのでした。
ということで、ノーズクリップの登場です。水の中に落っこちないように、ゴムがついていて、ゴムを首にかけるようになっています。この状態でノーズクリップをつけると、自分では分からないのですが、おそらく「どじょうすくい」状態だと思います(島根県民謡の安来節で「どじょうすくい」を踊る時に、鼻の所に5円玉を輪ゴムでつけるという趣向があります)。さて、ノーズクリップを付けてやってみると、昨年の終わりには出来なくなっていた「CトゥC」のロールが以外にもスッと出来てしまいました。鼻から水が入らないので、余裕でブレードの向きとか、身体の姿勢を確認することができます。でもって、マグレでできただけかも知れないのでもう一度やって見ると、これまた出来てしまいました。3度目は失敗するかもしれないので、2回でやめました。
9月3日にもう一度挑戦しましたが、この日も3回成功しました。今年は成功率100%です。でも、まだ完璧ではありません。頭でいろいろ考えなくても、軽くできるように練習を重ねたいと思います。なれてくれば、ノーズクリップ無しでもできるようになるはずです。私もかつてはノーズクリップ無しでできてたんですから。あと「スィープロール」ができるようになりたいと思っています。独習では難しそうなので、スクールに入って教えてもらうつもりです。ロールもいいのですが、近い将来、リバーツァーをやりたいですね。近所の加古川上流でなく・・・。
(2001.7.5)
21世紀の初カヤックは、7月5日でした。毎年、行こう行こうと思いながら、ついつい忙しさにかまけてしまい、シーズンが終わってみれば「2日しか行っていない!」なんてことがありました。もう今年は、可能なときはできるだけ行こうと思い、強行しました。
クモの巣の張っているカヤック(本当に張っていた!)とパドルをキャリアに積み、ライフジャケットやヘルメットなど装備一式を納屋から出してきて、準備完了。7月初旬で、梅雨もまだ明けていないと言うのに、今年の暑さは異常です。最高気温は30度を軽く超えます。カヤックを引っ張り出して車に積むだけで、汗ダラダラです。
行き先は、言わずと知れた青野ダム。さすが平日とあって、ゴムタイヤのような一人用のウキで釣りを楽しんでいる人が数名、その他釣り人が数名といったところでしょうか。私以外にカヤックは出ていませんでした。ここ数日は雨が降っていないので、ひょっとしたら水量が減っているかとも思ったのですが、こちらは満杯でした。
約1時間パドルを漕いで、そのあとはロールの練習です。1年ぶりのロール、失敗したらしたで何でもないことなんですが、最初の1回目の沈は勇気がいります。ちなみに1回目は自分でもびっくりするほどうまく起きあがれました。でも油断大敵、2回目は見事失敗。沈、脱をして気を取り直し、3回目・・・。その後は何とか失敗無く起きあがれました。ただ、数回は湖の底にパドルの先が着いて、そのおかげで失敗しなかったというのもありました。7回ほどやって、4勝1敗2引き分けと行ったところでしょうか。
今年は回数を重ねて、その度にロールを数回やって、確実に起きあがれるようにしたいと思っています。それと、いつもCトゥCなので、本格的にスィープロールを教えてもらおうかなと思ったりもしています。(2001.8.25)
今年2日目は、簡易パーキング「さんなん仁王駅」近辺を漕いできました。「さんなん仁王駅」は、できたときは日本で最初の「道の駅」だったと思っていたのですが(私だけ?)、今は道の駅から格下げされてしまったようです。でもトイレの前の看板には「道の駅」とかいてあるのですけどね。この疑問に誰か答えてください。
台風11号が近畿地方をかすめた2日後ということで、水量は多めでした。最初は篠山川方面に漕いでいきました。ここでカワセミを発見。毎年この辺りを漕いでいると、カワセミを見かけます。ここ以外ではなかなか見ることが少なくなってきました。
篠山川の水で思うことは、この水は篠山から流れてきてるんだなぁということ。当たり前のようですが、篠山の川は普通に考えると、三田、宝塚の方に流れると思いませんか? 武庫川の上流も篠山には違いありませんが、旧篠山町、西紀町、丹南町あたりを流れる川は、西に向かい、川代の山を削って「川代渓谷」となり、山南町で佐治川と合流して加古川となるのです。
次にそのもう一方の、佐治川方面をのぼっていきました。こちらの水は篠山川より冷たいです。上流でかなり雨が降ったのか、水量は水が少ない頃の2〜3倍はあります。水流に逆らって、上流に向かってパドルを漕ぎます。川底が深いところはそうも思わないのですが、浅いところになると水流に負けて、一生懸命パドルを漕いでいるのにカヤックの位置は変わりません。こうなると力を消耗するだけなので、あきらめて下流に向かいます。下りは、川の速度プラス漕ぐ速度がカヤックの速度になるので、かなり爽快です。
途中で、変な生き物を発見しました。長いものが川面を泳いでいます。よく見ると、大きなヘビでした。脱皮の途中か、皮がところどころはがれています。この水流の速い川を、対岸に渡ろうとしています。ヘビは思ったよりも泳ぎがうまいのですが、先ほどのカヤック状態で、泳いでも泳いでも位置が変わらないと言うことにヘビも気が付いたようです。やがて力つきたように流れに身を任せていました。が、しばらく休憩した後、また泳ぎ始めました。今度はUターンして、近い方の岸に向かっていきました。ヘビもなかなかかしこいです。
佐治川でも、一匹カワセミを見ました。青いきれいな羽をしているので、すぐ分かります。この辺りには、まだまだ自然が残っているのだと、うれしくなりました。で、カヤックを岸に上げようとしていると、川に黒いゴミ袋がプカプカ浮かんで流れています。悲しくなりました。(2001.8.29)
全くの初心者1名、やや初心者1名と、円山川公苑に行ってきました。このところの雨不足のせいか、円山川公苑の池はお世辞にもきれいとは言えません。でも、池の周りにの土手には、たくさんカニが巣を作っていたり、池の中にカイツブリ(小さい水鳥)が巣を作って卵を産んでいたり、と新しい発見がありました。
西脇の近くに、気軽にカヌーがレンタルできる施設があればいいのですが、大抵「スクール修了者または同等の技術がある人」という制約が付きます。円山川公苑のように、誰でも1時間450円ですぐにレンタルできるところは、なかなかありません。今回の参加者2名は、スクールに入っても良かったのですが、全くの初心者がいきなりスクールに入るよりも、その前に一度経験してもらった方が良いと思って、円山川公苑まで足を運びました。両名とも熱意があり、レンタルを1時間延長しました。これでパドルにも慣れてもらったと思います。次はスクールに入りたいそうです。
カヤックの醍醐味は、やはり本当の川に出ることです。瀬下りが楽しいですが、瀬でなくても、川や湖に出るには、ちょっとした基本操作は練習しておく必要があります。がんばってもらいましょう。(2001.10.7)
以前から暖めていた企画「一人でできるリバーツーリング黒田庄」を決行しました。以前は「カヌーマラソン」がおこなわれていた、黒田庄を流れる加古川の川下りコースです。車とJRを利用して、一人で約6kmの川下りが出来ます。別ページにしましたので、こちらをご覧下さい。
(2002.6.9)
今年の初漕ぎに、青野ダム(千丈寺湖)に行ってきました。今年は、まだ梅雨に入っていないのに30度近い真夏日があったりして、へんな気候です。例年なら「もう少し暖かくなってから・・・」と尻込みするところですが、今年は全然平気です。でも、このまま梅雨に入らずに夏になったらどうしましょう?青野ダムの水は満杯ですが、緑色の、ちょっと植物プランクトン過剰のような水でした。心なしか、有機的な香りが水面を漂うような感じがしました。でも気のせいかも。
今日は、たくさんのカヤックが出ていました。湖翠荘横のダックファミリーカヌースクール関係のカヤックです。家族連れかグループか、子どももたくさんいました。健康的でいいですね。カヌーやカヤックが、小学校の自然学校でも取り入れられたりしているようです。でも天の邪鬼な私は、あんまりメジャーになってほしくない気もしています。JAFメイト6月号の目次の所にも載ってましたし、自動車のCMなどでも使われるようになりました。ま、それだけみんなが注目すると言うことは、ありがたいことです。黒田庄町で何年か実施されてきたカヌーマラソン大会やカヌー教室は、参加者が少なかったからかどうか、ここ数年開催されていませんから。
ところで今日の青野ダムは、にぎやかでした。上の写真は先ほど書いた、グループのカヤック教室です。ほかにバス釣りの一人用タイヤチューブ型足ひれ付きボート(正式名称を知りません)、バス釣りのボートは相変わらずたくさん出ています。今日はカナディアンカヌーも出ていました。そして極めつけはこのヨット。あまりヨットの似合う湖ではありませんが、それでも風を受けて涼しそうに湖面を走っていました。
さて、私はと言うと、約1時間あっち行きこっち行きと、今年初めての腕ならし。風はありますが、心地よい風でした。本当、もう少し水がきれかったらよかったんですけどね。
さてその後、例によってロール練習です。1回目は、うまく起きあがれなかったのですが、パドルがうまい具合に湖底をつき、何とか沈しなくてすみました。2回目は、残念ながら沈。コツを忘れてしまっています。ブレードの向き、漕ぎ寄せる方法、腰の回転、みんなダメでした。イメージトレーニングをして、3回目は成功。もう一度4回目も成功。今日は2勝1敗1引き分けというところでしょうか。まだまだだめですね。今のところCトゥCをやっていますが、スィープロールを覚えて、もう少しスムーズにロールをしたいと思っています。
ロールを終えて水から上がると、濡れたTシャツに風が当たり、ヒヤッとしました。慌てて濡れたTシャツを着替えました。暑いと言ってもやはりまだ6月でした。
(2002.6.22)
今年2回目のカヤック。6月に2回も出かけるのは珍しい? とにかく今年は、行けるときには行こう!と張り切っています(とか言いながら、先週の週末は疲れのため、行くのをやめました・・・)。
前回に引き続き、青野ダム(千丈寺湖)に行ってきました。天気はそんなに悪くないのですが、何しろ風が強かった。まるで海水浴場のように波がザブーン、というのは大げさですが、それでも湖にしては大きな波が打ち寄せていました。この写真で波の強さがわかりますか?わからないでしょうね。
湖の真ん中あたりに行くと、カヤックにバシャバシャと波が当たります。カヤックは、向かい風はコントロールが効きやすいのですが、追い風は不安定になります。強風が背中から吹いてくると、方向もままならず、また大きな波が当たるので、余計に不安定になります。波があるといっても、湖ですから、よほどのことが無い限り沈(ちん)することはありません。そんなことは分かっているのですが、それでもなんか怖くなって引き返したりしました。
例によって1時間少しパドルを漕いだあと、ロールの練習です。前回でコツをつかんだと思ったのですが、1回目は敢えなく沈。学習機能が全く働いていません。腰のひねりというか、膝の返しというか、それに気をつけたら2回目は出来ました。なぜ1回目に出来ないのでしょうね。本日の成績は、3勝1敗という結果でした。
(2002.8.13)
毎年夏になると、いろんな人にカヌーを勧めていますが、なかなか実現しません。日程の都合がつきにくいのが一番の原因です。そんな中で今回、急に(実に4日前と2日前)カヌースクールに入りたいという人が2グループ出現しました。ダックファミリーカヌースクールに問い合わせると何とか行けるということで、初心者5名(うち小学生2名)のスクールをお世話させていただくことになりました。といっても私は仲介だけで、インストラクターはダックの高野さんです。私も6月以降パドルを握っていませんでしたので、付き添いということで、1日カヤックを漕がせてもらいました。
プライバシーの関係上、顔はわからなくしております(本当はデジカメの解像度が低いだけです)。右の赤いカヤックがインストラクターの高野さん、その左の正面を向いているのが親子連れのお父さん(40才)、その左が小学5年生の正晃君、一番左の背中を向いてしまっているのが小学2年生の好彦君、あと緑のパドルのお姉さんが2名(??才)。親子3名は午前中の半日スクール、お姉さん方は1日スクールです。全員、まったくの初心者です。
小学生は一応3年生から可能となっていますが、好彦君は2年生。一番心配していたのですが、一番元気でした。大人3名がお疲れモード。一番バテていたのは、お父さんでした。リバーカヤックは、構造上クルクル回るようにできています。なかなか目標に向かって、真っ直ぐに漕げません。午前中は、真っ直ぐに進む練習が中心でしたが、お父さんはすでに筋肉痛とのこと。初心者の間はどうしても余計な力が入ってしまいますが、慣れてくると実はそんなに辛くありません。
親子3名は午前中でお別れです。人数が減った午後はちょっと遠くまでミニツーリング。とにかく漕いで、慣れることですね。そのあとボールを使って、カヌーポロ(水球)とまではいきませんが、簡単にボール遊びをしました。なかなかハードでしたが、直前まで弱音を吐いていた2名のお姉さん達は、なぜか猛ハッスルでボールを追いかけていました。気がつけば、ボールに向かって漕げる技術が身に付いているのでした。最後はわざと沈(ひっくり返る)、脱(脱出のこと)をして、1日スクールは終了しました。
さて恒例のロールの練習ですが、今日はスッと3回成功しました。これまで練習してきたのは、右に倒れて右から起きあがる「CトゥC」です。それも倒れる体制を作ってから起きあがっています。インストラクターの高野さんに、左から倒れて右から起きあがる練習をするように勧められ、やってみると手と腰がバラバラで大パニック状態です。頭ではわかっているのですが、まったくうまく行きません。5、6回挑戦しましたが、完敗でした。また一から出直しの気分です。
(2002.9.7)
ダックファミリーカヌースクール主催の川下りツァーに参加してきました。行き先は京都府北部にある和知町の、由良川上流です。私にとって、初めての本格的な川下りです。
9時50分に道の駅「和(なごみ)」に集合ということで、和知町に向かいました。兵庫や京都の北部には、大雨洪水警報が出ていて、行く途中も土砂降りに合いました。どうなることかと思いましたが、スタートの頃には小降りになり、晴れ間も見える「晴れ時々雨」の天候でした(帰って腕を見れば、きっちり日焼けしていました)。道の駅には、我々の他にもカヌーを積んだ車がたくさん集まり、さすがカヌーの町という感じでした。
ここが午前中の練習場所です。右側に見えるのが、道の駅「和」です。大きな橋は、国道27号線です。橋の上流には、和知町のカヌー施設(艇庫、クラブハウス)があり、この日もたくさんカヌーが出ていました。
午前中は、流れを横切る「フェリー・グライド」の練習をしました。何度か挑戦しているうちに、沈してしまいました。静水でロールができても、川ではまず出来ないといいます。私もロールは最初からあきらめて、すぐ脱出です。参加者5名、果敢に挑戦し、沈続出です。カヌーにデジカメを乗せてなくて良かった・・・。
午後はここからスタートです。スタートしてすぐ、短い瀬があります(写真中央)。近寄って川岸から見れば、すごい流れ。実は雨の影響で、上流のダムの放水量がいつもより多いとか。約4kmのコースですが、この瀬がいちばんきつかったかも知れません。ここを過ぎると、緩やかなトロ場と瀬が交互にいくつか出てきます。70cmほどの落ち込みも数カ所ありました。中には沈した人もいますが、必死で漕げば、案外クリアできるものです。
この先は、川の浸食作用で両岸が迫ってきて、不思議な景色です。時々トラックや列車の通る音が空から聞こえてきますが、川の両岸は何となく別世界。ギボウシが群生していたり、秋の七草のクズがきれいな花をつけていたり、名前がわかりませんが白い花がぎっしり集まって咲いているのもきれかったですね。川の宝石「カワセミ」も、私たちを歓迎してくれるかのように飛び回っていました。(沈のおそれがあったため、デジカメは携行しませんでしたので、お伝えできないのが残念です。)
水流が多いということは川の流れが速いということ。必死で漕いでいるウチに、ゴールに着いてしまいました。何もかも忘れて心をリフレッシュ。なかなか楽しいツァーでした。
(2002.10.△)
平日に休みが取れました。今日はレンタルです。平日に、車にカヤックを積んで家を出るのは、どうしても世間の目を気にしてしまいます。豊岡の円山川公苑まで出かけました。昨年の8月末以来、1年と2ヶ月ぶりの円山川公苑。駐車場には大型バスが3台止まっていました。小学校の宿泊体験でしょうか。「しまった!」と思いましたが、今さら行き場所を変更するわけにも行かず、受付へと向かいました。3台のバスの小学生は、半分が川でのカッター訓練、あと半分が池のカナディアンカヌーとカヤックでした。
小学生を除けば、お客さんは我々だけ。いつもながら、よくこの施設が持っているなと思いますが、今日のような団体利用がたまに入るので、こういう施設もありがたいです。利益だけを考えればとっくの昔に倒産でしょうが、儲け一辺倒では文化は育ちません。正月には併設の美術館で、山下清展も開かれるとか。
さてカヤックですが、池の中は小学生のカヌーとカヤックでゴチャゴチャ!といっても小学生も初めてですから、思う方向に漕ぐことができません。池の隅に集まっていることが多いので、その間を縫って漕ぎます。たまにぶつかりそうになりますが、うまくすり抜けられました。10月後半とはいえ、気温は20度を超える夏日。でも池の水温は冷たく感じました。沈すれば大変です。
池で1時間がすぎ、あと1時間延長して川へ出ました。そんなに波もなかったのですが、少し風が出てきました。気温は高いのですが、川面を吹く秋の風が心地よく、とてもいい気持ちでした。そうこうしていると小学生のカッターが帰ってきました。乗っている先生も大変です。歓声を耳にしながら、もう少しカヤックを漕いで、こちらも帰路に就きました。
(2003.1.26)
1月と言えば、スキーシーズン真っ盛り。そんな頃からカヌーの報告ができるとは、夢のようなお話です。行き先は社町の高室池スポーツクラブの温水プールです。ダックファミリーカヌースクール主催のレベルアップ講習会の、ロールテクニックコースに参加しました。7時まではプールの営業のため、夜7時以降の時間帯になります。
ウォーミングアップの時間にロールをやってみると、一発で成功。今回は楽勝!の気分で講習会が始まりました。ところが高野さん(校長)に、「できるかやってみて」と言われ、いざやってみると、起きあがれない・・・。沈、脱です。高野さん(校長)やスタッフにパドルの向きとかを修正してもらっても起きあがれない、長〜い長いスランプに入ってしまいました。少なくとも約1時間は、一度も一人で起きあがれませんでした。沈、脱の連続で、体力も消耗が激しく、気力もなかなか湧いてきません。
その後しばらくして、バウ・ラダーの講習があり、気分転換。もうあと半時間ほどというぐらいの時間から、何とか起きあがれるようになりました。コツがわかればしめたもの(このコツをすぐ忘れるのがダメなんですが・・・)。高い確率で起きあがれるようになりました。感激したのは、左から沈して右から起きあがるという、青野ダムで昨年全くできなかったロールができたことです。一人喜んでいるのですが、高野さんに言わせると、まだ腕の角度が甘いそうです。(2003.5.4)
飛び石のゴールデンウィーク、青野ダム湖にカヌーに出かけました。ダックファミリーカヌースクールのGW特別企画・半日カヌースクール。大抵一人で出かけるカヌーですが、今回はつれあいと2人の子どもも参加です。子どもは生まれて初めての、「初カヌー」。
上の小5(男)はなんとかなるだろうけど、下の小2(女)がうまくパドルを持てるか心配でした。ところがいざ乗ってみると、行く前の心配も何のその。最初はぎこちなくパドルを漕いでいた小2(女)ですが、途中から果敢に攻めて一人で沖の方に行ってしまったり、グイグイとスピードを出してみたり、スクールの高野校長からお褒めの言葉を頂いたほどです。それより、小5(男)の方がお疲れモード。最後に自ら沈してレスキューをしたのですが、その時だけイキイキとしていました。困ったもんです。(2003.8.17)
朝から小雨模様。天気予報を調べ、これなら何とか行けるだろうとダックファミリーカヌースクールに電話を入れたとたんに雨が本降りになり、どうしようかと思いながら青野ダムに向かいました。道中は雨でしたが、着いた頃には止んで、ほっとしました。
子ども二人分のカヤックをレンタルし、私は自艇で漕ぎ出します。子どもは2回目ですが、今回はインストラクターなしのフリーです。気ままにパドルを漕いでいます。前回に引き続き、小2(女)はのびのび、小5(男)はのらりくらり・・・。何とか漕いでいる間は、雨には遭わずにすみました。どんよりとした曇り空で、風はややきつかったです。お盆の大雨のせいか、水位がいつもより高くなっていました。
(2003.8.25)琵琶湖へキャンプに行きました。せっかく琵琶湖へ行くのなら、カヌースクールはないものかと、あちこち当たりました。で見つけたのが、雄琴のオーパルというスクールが出張スクールを開いている、びわ湖大津館の「びわ湖大津館夏休みカヌー教室」。値段も大人¥2500小人¥1500という割安価格です。12時45分の集合に15分遅れてしまい、大急ぎで受け付けをすませて浜辺に出ました。他に小学生が2人待っていて、合計6人のスクールとなりました。基本的なレクチャーを受けて、その後浜辺にこぎ出します。朝は風もなかったのですが、このところの天候不順もあり、午後は風が出てきました。子どもは朝からの移動で少々疲れ気味。何しろ昼食は、車の中でコンビニで買ったパンをかじっただけですから。どちらかというと、子どもより親のほうが楽しんでいます。
下の写真の奥に小さな遊園地が見えるでしょうか。あの有名な、「♪琵琶湖温泉ホテル紅葉」の遊園地です。休憩の後、ヨットハーバーをすり抜け、その遊園地のあたりまでミニツァーをしてきました。今は観覧車も回っておらず、ジェットコースターもさび付いています。それでもミシガン(遊覧船)や観光船を遠くに眺めながら、すぐ日焼けしてしまいそうな青空のもと、波に揺られて気持ちよく湖面を走ることが出来ました。
(2003.8.31)
加東郡社町の上田地区(福田橋と大門橋の中間)で、「加古川かわあそびフェスタ2003」が開催されました。参加料300円で、あとは魚のつかみ取り、魚釣り、カヌー体験教室、ライフジャケットスイミング、ストーンペイント、竹飯作りなど、自由に・・・と言う感じです。カヌー体験教室は、順番を待って、レクチャーを受けながら約30分体験できるというもの。30分は短いですが、参加料300円ですから仕方ありません。この場所は、川が大きくカーブしていて淵になっているところです。写真の少し上流部の加古川右岸が絶壁になっており、いい雰囲気です。またゆっくりと来たいと思いました。
(2003.10.12)
京都府北部の和知町に行って来ました。10月も12日となると、カヌーをする人もまばらです。カナディアンカヌーの家族連れ(自艇持ち込み)が一組、カヤックが我々のほかに3艇という寂しさです。受付のお姉さんも、受付の用事が済むと、さっさと道の駅の方に戻ってしまい、開店休業状態でした。事故でも起こったらどうするんでしょうね。ま、お姉さんがおられたところで、緊急出動するわけにも行かないので、大して変わりありませんが・・・。ここのリバーカヤックは「かじ」がついておらず、クルクル回ります。いつもは果敢にこぎ出す妹(小2)は、このタイプが苦手です。そしていつもはやる気をなくしている上の兄(小5)が、なぜかこの日は絶好調。どんどん進んでいきます。ちょっと上流に山陰本線の鉄橋があるのですが、その下を過ぎてどんどん登っていきます。それを見て、妹は途中であきらめて、引き返してしまいました。ここは千円で乗り放題というのに、結局1時間で上がり。片道1時間半がもったいない!
8月も土日はいろいろと用事があり、立秋を迎えてもまだカヌーはカバーをかぶったまま。このままだと、カヌーに乗らないうちに本当に秋になってしまいます。今日は休日出勤の代休日。思い立って、カヌーにでかけました。行き先は青野ダムでも良かったんですが、ドライブを兼ねて和知町のカヌー艇庫へ向かいました。
カヌー艇庫には、カヤックが5艇ほど準備されていました。平日なのに、やはり夏休みと言うことでしょうか。でも、人はいませんでした。ちょうど昼だったので、食事に行ったのでしょう。早速準備をして、漕ぎ出しました。艇庫から上流に向かってすぐにJRの鉄橋があります。その上流に瀬が2つあります。漕ぎ上がるのはちょっと無理なので、瀬はカヤックを降りて、カヤックを引っ張りました。和知駅の上流側にもうひとつ鉄橋があるんですが、その下まで漕ぎ上がりました。その上にも瀬がありますが、日頃の運動不足か、ちょっと疲れ気味で、それ以上はあきらめました。水量もやや少な目で、水もきれいとは言えませんでした。でも、キセキレイが飛び交ったり、イヌワシと言いたいのですがおそらくトビがつがいで飛び立ったり、アオサギもいました。
上流の鉄橋でUターンして下っていると、防災の放送があり、「上流の発電所のダムを放水するため、30分ほどで増水するので注意してください。」というような内容の放送が聞こえました。場合によっては危険と思い、それまでのんびり漕いでいたのですが、ちょっとペースを上げて下りました。行きはカヤックを引っ張った瀬も、下りは底をすりながら、なんとかカヤックを降りずに下れました。あとで艇庫の人に聞くと、水量が増えても10センチくらいとか。慌てなくても良かったようです。
(2004.9.26) 「秋の気配 三田市青野ダム湖(千丈寺湖)」
夏も終わり。うかうかしてたら、すぐ冬になってしまいます。今年2度目のカヌーは、久しぶりの青野ダム(千丈寺湖)へ向かいました。南湖と北湖のあいだにフェンスが張られてから、南湖でカヌーをしたことがないので、本当に久しぶりの景色でした。公園もよく整備されていて、びっくりしました。大阪では今日も真夏日とか言ってますが、空にはひつじ雲。残暑が厳しいとは言え、湖面を吹く風は秋の気配です。
今年は狂い咲きで、桜やコブシが花を付けているという話題をよく聞きます。台風のせいか、気温が高いせいか知りませんが、青野ダムでもヤマツツジが花を咲かせていました。ヤマツツジの狂い咲きは、あまり見たことがないので、びっくりしました。 久しぶりのカヤックで、2時間も漕いだので、ちょっと疲れました。
今年は結局、カヤックを2回しただけでした。
(2005.8.16) 「盆も過ぎて 円山川公苑」
お盆休みの最終日に、ようやく今年の初カヌーに行くことができました。当初、和知町のカヌー艇庫に向かったのですが、途中で電話を入れると、このところの雨で増水していてカヌーは中止とのこと。途中で円山川公苑に行き先を変更しました。大幅な時間ロス。
円山川公苑は、ボーイスカウトの団体が来ていたので、珍しくにぎやかでした。でもそれ以外にも、ポツポツとカヤックをしに来られるお客さんがあり、よくある貸し切り状態ではありませんでした。
初カヌーとは言え、今日はレンタル。マイカヤックは、まだシートをかぶったままです。
(2005.9.11) 「黒田庄町を流れる加古川」
今日は神社の掃除の日だったのですが、朝方の雨のために中止。ヒマができたので、今日こそは、とカヌーを引っ張り出しました。今年2回目のカヌー、と言っても、前回がレンタルですので、自艇を出すのは今年初めてです。
どこに行こうか考えた末、いちばん身近な加古川に行くことにしました。黒田庄町はあと20日で、西脇市と合併します。黒田庄「町」を流れる加古川でカヌーをするのは、今日が最後になるかも知れません。
スタートは、西沢の飛田運送近く、中央橋のすぐ下流。しばらくしてすぐに瀬があり、心地よく波を乗り越えていきます。思ったより流れが速かったので、帰りが気になりましたが、こうなれば、なるようになれという感じです。大真空あたりからはのんびりと流れにまかせて下ります。
円山
円山も通り過ぎ、やがて畑瀬橋が見えてきました。畑瀬橋の橋脚でUターン、この先また中央橋まで漕ぎ上がらなければいけません。
畑瀬橋
帰りは、体力が消耗しているうえに、風も向かい風、その中を川の流れに逆らって漕ぎ上がらなければいけません。大真空あたりまではなんとか漕ぎ上がれるのですが、浅い瀬になると底をすったり、あるいは流れに逆らって上ることができず、艇を下りて、漕げそうなところまで艇を引っ張って上っていきます。飛田運送のすぐ下は流れが速すぎるので、中州の東側を漕ぎ上がりました。なんとか「ふるゆ」まで登れました。ここまでくれば、無事帰れます。「ふるゆ」下の急流で少し遊んで、今日のカヤックはおしまい。カヤックを車に積んで、帰ってきました。
鷺
(2005.10.1) 「三田市青野ダム湖(千丈寺湖) 秋の気配」
とうとう今日から、黒田庄町は西脇市と合併し、西脇市となりました。ちなみに、法律上は吸収合併ではなく、対等合併です。でも実質は吸収みたいなものです。行政区としての黒田庄町はなくなりますが、大字に「黒田庄町」が付くため、地名には黒田庄町が残ります。
西脇市との合併記念に、黒田庄を流れる加古川でカヌーをしてもよかったのですが、このところの雨不足で、加古川を流れる水はチョロチョロです。畑瀬橋の下も井関が低くなっていて、カヌーできなくもありませんが、水位は低くなっていました。ということで、一年ぶりに三田市の青野ダム(千丈寺湖)に向かいました。
昨日まで9月でしたが、秋分の日を過ぎ、吹く風もどことなく秋の気配。バスつりのボートがたくさん出ていました。暑くもなく、寒くもなく、湖面を1時間半ほど漕いで帰ってきました。明日は千丈寺湖のすぐ南で、植樹祭をするとか。音響の準備などが進められていました。
今年のカヤックは、これで3日目。昨年を抜いて、ホッと一息。冬までに、もう一回くらい行きたいですね。
(2005.10.16) 「今年の漕ぎ納め? さんなん仁王駅。」
10月も半ばを過ぎると、寒くなってきました。好きな人は、真冬でもスウェットを着てロデオをする人がいますが、なかなかそこまでは。でもまだ大丈夫。今日カヌーをしないと、来シーズンまで無理かも知れないと思い、丹波市と西脇市黒田庄町の境にある「さんなん仁王駅」に向かいました。今のように道の駅があちこちにない頃、最初の道の駅として、「さんなん仁王駅」ができました。でも、その後にできた道の駅より規模が小さいからか、今は道の駅マップにも載っていません。看板には「簡易パーキング」と書いてあります。幻の道の駅です。
このところ、水が少なかった加古川ですが、昨日の雨で水量はまずまず。青垣からの佐治川(加古川)と、篠山からの篠山川が、ここで合流して、加古川となります。名付けて「山南であい公園」。井原橋の上流からスタートしました。まずは佐治川方面に遡ります。フランスベッドの西まで上ることができました。水量が少ないときは、もっと下流でカヤックの底をするので、ここまで上れません。でも、さすがに船戸橋下流の瀬は流れがきつくて上れず、10mほど艇を引っ張って上りました。再びパドルを握り、船戸橋より100mほど上流まで行きました。ここはトロ場のように見えて、実は水流が速く、ここでUターン。下りは水流もあるので、パドルを漕がなくても相当の早さで下っていきます。白鷺や鴨の群にも出会いました。カワセミも2羽仲良く飛んでいきました。
さて後半は、篠山川のほうに上りました。こちらにもカワセミがいました。カメラを向けると、なんとか撮ることができました。カヤックを始めるまで、こんなに近くにカワセミがいるとは思いませんでした。でも、加古川を漕ぐと、必ずと言っていいほどカワセミを見かけます。まだまだ加古川の自然も棄てたものではありません。井関まで上り、少し遊んでスタート地点に戻りました。
黒田庄町は10月1日より西脇市になりました。井原橋は、かつては氷上郡山南町と多可郡黒田庄町の町境でしたが、今では丹波市と西脇市の市境です。まだ「黒田庄町」の看板は残っていました。次に来たときは、「西脇市」となっているのでしょうか。
スタートの井原橋。 船戸橋下流まで遡上。 カワセミ。 この看板も見納め。
今年はなんとなく、カヌーに行こうと思ったら雨が降ったり、ちょっと寒かったりして、延び延びになっていました。ロールの練習を兼ねて、思い切ってカヌースクールに申し込みました。お金を振り込んだら、よほどのことがない限り、行かないわけにはいきませんから。
スクールは、リバーカヤック(レベル2)。リカバリーやロールを、円山川公苑のプールで練習します。今回は、なぜか参加者が10人ちょっとの少人数でした。その分、じっくり教えてもらえました。4、5年前に一度入ったことがあると思っていたのですが、調べてみると97年、98年と2年連続で入っていました。ほぼ10年前です。未だに技術がそのままということに、情けないやらあきれるやら。
午前中はハイブレイスやローブレイスで、リカバリーを中心に練習しました。午後はロールの練習です。CトゥCですが、相変わらず成功率50%。なんとか、100%近い確立で起きあがれるようになりたいものです。要はパドルのブレードの向きがクルッと変な方向に向いてしまうのが、起きあがれない原因です。頭では分かっているのですが、なかなかうまく行きません。
もっと練習したかったのですが、体力が無くなってきたので、無理をせずに上がりました。
8月、9月と「群発頭痛」に悩まされ、しばらくカヌーもお休みしていました。今日は秋晴れ。久々にカヤックを取り出し、京都府和知町のカヌー艇庫に出かけました。昨年は和知には行ってないので、2年ぶりになります。その間にあったことといえば、市町村合併。和知町は、京丹波町になっていました。
10月ももう半ば。肌寒いし、水も冷たくなってきたからか、カヌーをしている人は1人もいません。いい所なのに、もったいない。水量は若干多めです。カヌー艇庫から上流に向かって漕ぎ出しました。途中の河原で、道の駅「和」で購入した昼食を食べていると、JR特急タンゴディスカバリー号が鉄橋を通過しました。
水量が多いので、瀬の急流を漕ぎ上れません。艇を下りて、歩いてカヤックを引っ張り上げること2回。JR和知駅上流の鉄橋下までなんとか遡上しました。もう少し漕ぎ上がろうとしたのですが、力つきてUターン。さすがに下りは速い、速い。瀬を下るときに、岩を巻き込む急流にテールを取られて、もう少しで沈しそうになりました。本当の急流のところは必死で漕いでいるので大丈夫なんですが、難所を過ぎてホッとしたときにやられそうになります。漕いで漕いで、なんとか持ちこたえ、やれやれ。
1時間ちょっと漕いだだけなのに、腕が疲れてきます。日頃の運動不足を痛感しました。
今年は「群発頭痛」のため、8月・9月はカヤックにカバーがかかったままでした。10月に和知町へ行ったあと、もう一回くらいカヤックに乗るつもりでしたが、立冬から急に寒くなって、もうカヤックという気分ではありません。好きな人は、真冬でもスウェットスーツを着てパドルを漕いでいますが、私の場合そこまではちょっと・・・。頭痛がやってくる前に、円山川公苑のロールスクールに行っていてよかった。また来年。
(2007.10.22) 「青野ダム(千丈寺湖)」
もう10月も後半というのに、なんとこれが今年の初カヌー。今年はいろいろとあって、予定もうまく回らずに、休日出勤の代休日である今日、ようやくカヌーにかかったカバーを取り外すことができました。
久しぶりの青野ダム湖。近くのローソンでお弁当と缶ビールを買い、湖畔で食べました。アウトドアでコンビニ弁当、体に良いのか悪いのか分かりません。
夏にカヌーを漕ぐのは、見た目は涼しいのですが、ライフジャケットを付けて汗をブルブル流しながらのカヌーは、実際は涼しくとも何ともありません。時々ロールの練習を兼ねて、泳いだりできるのはいいのですが、とにかく厚さとの戦いです。それに比べて今くらいの季節は、気候的にはちょうど良いかもしれません。ただ、寒いので、沈するわけにはいきませんけど。
青野ダムで、初めてカワセミを見ました。丹波市や西脇市の加古川では何度か見たことがありますが、青野ダムでは初めてです。
亀ものんびり日光浴。これはアカミミガメですね。いわゆるミドリガメです。青野ダムも帰化生物がはびこっている様子です。何匹も見ました。浅いところに行くと、50cmはあろうかと思うようなコイも、何匹か見ました。
(2007.10.28) 「楽々浦(ささうら)」
豊岡市の円山川公苑の南に、楽々浦(ささうら)と呼ばれる大きな入り江があります。「楽々浦湾」という呼び方もあるようですが、海ではありません。淡水か海水か、確認してみてもよかったのですが、水がきれいではなかったので、躊躇してしまいました。降水量が少ないときは、このあたりの円山川も海水100%ですから、海水と淡水が混じった、いわゆる汽水の状態かもしれません。一度、この楽々浦をカヤックで漕いでみたいと思っていました。だいぶん前に、少しだけ入ったことがあるのですが、奥まで入っていいのか分からなかったので、すぐに出ました。今回は、一番奥の河口まで探索してきました。
今回は、円山川公苑ではなく、対岸の城崎側から漕ぎ出しました。最初は円山川公苑まで行くつもりだったのですが、城崎を過ぎたところで「円山川城崎漕艇場」というカヤックのマークが入った看板を見つけ、どんなところだろうと思って河川敷に降りました。どこを漕艇場と呼んでいるのかわからないままですが、カヤックをレンタルする必要がないのであれば、わざわざ円山川公苑まで行かなくても、ここで十分です。下の画像は、対岸から円山川公苑を見たところです。
楽々浦は、思ったより奥まっていました。その日は風が強かったのですが、さすがに入り江の中は波もなく、景色のよい景勝地です。紅葉には少し早かったのですが、ナナカマドなども多く見られ、もう少し秋が深まると、紅葉が水面に映って、さぞ美しいだろうと思いました。写真を撮りそこねましたが、ここにもカワセミがいました。漁師さんが船を浮かべて、カニか何かをとっていました。
下の写真の左側には、小さく厳島神社の鳥居が見えます。向こうに見える白い建物は、城崎温泉のホテルです。このあたりを漕いでいると、ボラが水面からピョ〜ンと飛び跳ねます。どんくさい一匹は、なんとカヤックに激突してきました。攻撃しているのか、イルカみたいに遊んでいるのか、何も考えていないのかわかりませんが、なぜボラはピョンピョン水面から飛んで出るんでしょうね。
もう寒くなってきました。今年はこの2回でおしまいです。来年はもう少し頑張ります。
(2008.7.20) 「円山川公苑サポーターズミーティング」
今年から、「円山川公苑サポーターの会」なるものができました。基本的には円山川公苑のメールマガジン会員という感じです。その第一回サポーターズミーティングが、7月20日に開催されました。と言っても、実質はカヌーやカヤックを無料で試乗してもらって、カヌー人口を増やそうという魂胆のようです。特に、受付もなければ、ミーティングもありませんでした(笑)。
芝生広場いっぱいに人がいて・・・というような光景を10年ほど前に見たことがあります。でも今日は、人もちらほら。でもおもしろいことに、何人かがやってきて、暇になったかと思うとまた何人かがやってきて・・・ということがほぼ一日中続いていました。スタッフの皆さん、ご苦労様でした。私はスタッフでもないので、最初は初心者の方に紛れてパドルを漕いでいましたが、昼からは楽々浦(ささうら)探索に出かけました。昨年は秋口だったのですが、今年はとにかく暑かった。熱中症にならないかと思うほど。あまりもの暑さに、楽々浦から帰ってきて、すぐに休憩し、その後少しだけ漕いで、そそくさと円山川公苑を後にしました。
(2008.8.31) 「久美浜湾はやはり海だった」
5月に久美浜へ行ってから、一度そこでカヌーをしてみたいと思っていました。8月も最後の日曜日、前日までの雨模様も一段落したので、いそいそと出かけていきました。途中まで全然気にならなかったのですが、北近畿タンゴ鉄道の久美浜駅近くの艇庫に着き、海を見ると、白波が立っています。久見浜湾は内海なので、ほとんど波がないと思っていたのですが、ちょっと計算が狂いました。証拠写真だけ撮って、すごすごと帰ろうかとも思ったのですが、せっかく来たのですから、車から艇を降ろさずに引き下がるというのもシャクに障ります。
コンビニ弁当を食べている間に、ちょっと風が弱くなったような気がしたので、思い切ってカヤックを浮かべてみました。揺れる、揺れる〜。波に横向きになると、ちょっと恐いくらいです。波に直角になると、なんとか耐えられます。しばらくすると波にも慣れてきて、少しずつ西に向かいました。漁船やプレジャーボートの係留所あたりまでくると、風も弱くなり、漕ぎやすくなりました。小さな岬を2つ回ったところで、また風が強くなりだしたので、引き返すことにしました。
写真の左奥に係留所が見えます。正面がひとつ目の岬です。右奥が二つ目の岬です。できれば久見浜湾一周なんてことを考えてましたが、思ったより広いのと、とにかく波がきついので、20分の1も回ってないかもしれません。ぜひ波の穏やかな時に、久見浜湾1周に挑戦してみたいものです。
(2008.10.11) 「和知カヌー艇庫」
2年ぶりの、和知町カヌー艇庫。いつ行っても、道の駅「和」は車も人もいっぱい。あちこち道の駅に行きますが、閑古鳥が鳴いているような道の駅が多いにもかかわらず、ここはいつも商売繁盛です。鯖寿司と巻きずしのパックを500円で買って、河原で食べました。外で食べると、どうしておいしいのでしょう。
今日は、上流のダムの放水量が多いのか、いつもより水の流れが速い気がします。急流の瀬は、カヤックを降りて、引っ張り上げます。和知駅上流の鉄橋下まで上がり、そこから下りました。
写真で見ると、何でもないような瀬ですが、これがなかなか。スキーだと、転倒覚悟で降りることもよくやりますが、こんな急流で「沈」すれば、命に関わります。パドル操作を間違わないように、気をつけないといけません。実際に下ってみると、思ったほどでもないのですが、それでもスリル満点。川をのぼる時は大変でしたが、下りはあっという間です。
(2009.9.5) 「井原橋〜船戸橋」
今年の初カヌーは、秋の気配すら感じる9月5日。黒田庄町の西沢から下ろうと思って見に行きましたが、水量が少なく断念。上流の井原橋で艇を下ろしました。やや暑いというものの、例年の残暑に比べれば過ごしやすい方でしょうか。
井原橋から、瀞部を遡上し、船戸橋も難なくクリア。先日の大雨で、川底が掘れているんでしょうか。船戸橋上流ですぐ底をするようになったので、そこで引き返しました。
ギンヤンマやハグロトンボが迎えてくれました。白鷺やカイツブリもたくさん。カワセミも3匹ほど見かけました。
約1時間半パドルを漕いで、今日は終了。さて、寒くならないうちに、あと何回行けるでしょうか。
井原橋のやや上流から。 さらに川上の船戸橋上流。
(2009.10.4) 「青野ダム湖(千丈寺湖)(三田市)」
吹く風はもう秋の気配。秋祭りの準備が忙しく、この日も朝と夕方に用事があり、なんとも中途半端な時間しか取れません。毎年来ているようで、実は二年ぶりの青野ダム。ボート禁止の湖水が多い中、ここの南湖は、堂々とカヌーができるので、ありがたいです。
いつもの駐車場で艇を下ろし、まずはダムのほうまで往復。水はお世辞にもキレイとは言えません。季節はずれのウキクサもたくさんありました。次に上流に往復。こちらは比較的、水はきれいで、透き通っています。大きなコイ?や、アカミミガメ(いわゆるミドリガメ)もたくさん。水鳥を脅かさないようにそっと漕いでいるのですが、やはり飛び立ってしまいます。
青野ダムを望む。 ダム方面から上流を望む。
(2009.10.25) 「音水湖(引原ダム湖)」
音水湖(おんずいこ)は、国体予選もできるカヌー競技場が常設されています。一度カヤックをしてみたかったのですが、何しろ遠い・・・。今日は明延鉱山の「一円電車まつり」に養父市大屋町まで行くので、ついでにとカヤックを積んで、音水湖まで足を伸ばしました。こんなことでもなければ、わざわざカヤックをしに鳥取県境まで来ることはないでしょう。ひょっとすると、最初で最後の音水湖かも知れません。
10月も下旬ということで、肌寒い一日でした。でも紅葉にはまだ少し早い感じです。観覧席の下から出艇し、まずは上流へ。さざなみ公園で引き返し、戻ってきます。カヌー競技のコースを避けて、下流へ。引原ダムまで南下し、また引き返し、観覧席まで。カヌー競技のコースは1kmで、250mごとに標識が浮かんでいます。フルパワーで漕げば、さぞ疲れることでしょう。
寒くなってきたので、今年のカヤックはこれでおしまい?
音水湖カヌー競技場 引原ダム 紅葉はまだ少し早い カヌー競技コース
(2010.9.18) 「西脇市黒田庄町 畑瀬橋〜西沢」
今年の初カヌーは、お彼岸もちかい9月18日。土日に用事があって、なかなかカヤックに出かけられなかったこともありますが、とにかく今年の夏は暑すぎて、カヤックをしようという気にもなかなかなりませんでした。カヤックは、見た目は涼しそうですが、実際乗ってみると、艇の上は暑くて暑くて、とくにコクピットの中はサウナ状態。カヤックで熱中症なんて、シャレにもなりません。ようやく涼しくなった今日、急に思い立って、カヤックに行きました。でも久しぶりというのは恐ろしいもので、現地で準備をしていて、何か忘れているような気がして・・・あっ、スプレースカートがない! 長いことカヤックをしていて、こんな忘れ物は初めてです。自宅から車で10分ほどなので、取りに帰っても良かったのですが、ロールの練習をするわけでもなし、沈さえしなかったらなんとかなるだろうと、スプレースカートなしで漕ぎ出しました。いざやってみると、コクピットの中まで風が入ってくるので、涼しくて案外いいかも。そういえば、「カヌー体験」はスプレースカートなしでやりますからね。でもパドルから滴り落ちる水で、パンツまで濡れてしました。ま、これは想定内。
畑瀬橋から漕ぎあがります。円山を過ぎたあたりから瀬になるので、3カ所ほどは艇を下りてひっぱりあげます。瀞場がなくなってきて、水深も浅くなってきたら、あきらめて下ります。やはり下りは気持ちいい。けど瀞場になると、ほとんど水流がないので、また漕がなければいけません。
記録を見ると、5年ぶりの黒田庄でした。寒くなりだすと、一気に冷え込みますので、10月にあと何回行けるでしょうか。昨年は和知町に行けなかったので、そちらも行きたいし、新しいところを見つけるのもいいかも。
スタート地点の畑瀬橋 円山が見えてきました。 川面にこんな物がプヨプヨ。 魚のうろこがキラキラ。 さすがにここは上れない。 今日はここまで。
結局今年のカヤックはは、1回だけでした。
(2011.9.18) 「西脇市黒田庄町 三か村井堰〜畑瀬橋」
今年の初カヌーは、昨年と同じ9月18日。夏は猛暑で、カヌーすらする気になりません。昨年と同じ黒田庄を流れる加古川に出かけました。昨年は畑瀬から西沢あたりまで漕ぎあがったのですが、今年は久しぶりに、船町の三か村井堰から畑瀬橋までのリバーツーリングを敢行しました。二日前にまとまった雨が降り、やや水量が多かったのですが、気持ちよく川下りをすることができました。
くわしくは「一人でできるリバーツーリング黒田庄 自転車バージョン」のページをご覧ください。
昨年は気がつけば、1日しかカヌーをしていないという反省に立ち、行けるときは行こう! と前回からまだ一週間も経っていないのに、カヤックを車に積んで出かけてきました。行き先は、ここ2年御無沙汰している、京都府和知町のカヌー艇庫。気にはなってネットで一応調べて言ったのですが、やはり思った以上に水量が多い。先日の大雨で、上流のダムの放水量が多いのだと思います。もうやめようかなあ、と思いながら、せっかく1時間半もかけて来たのだからと、漕ぎ出しました。
いつもは鉄橋の北まで漕ぎあがり、そこからカヤックを引っ張ってさらに上流に行くのですが、水面の白波を見て怖くなり、鉄橋から瀬まで漕ぎあがっては流れに乗って下り、また漕ぎ上がって・・・ということを数回繰り返しました。だんだん瀬に慣れてきて、これならもう少し上流から下れそうかな、とも思ったのですが、如何せん一人でのカヌーですから、何かあったらどうしようもありません。今日は諦めることにしました。
約50分漕いでおしまい。短いと言えば短いのですが、先週の6kmリバーツーリングで結局パドルをこいだのは50分ですから、こんなもんでしょう。また1時間半かけて、帰ってきました。
和知駅やや北の鉄橋 この流れは怖い・・・ 遠くから見ればそうでもないけど 近くで見るとこんな感じ
(2012.9.16) 「青野ダム(千丈寺湖)」
最近、5月の連休当たりまでスキーに行くようになり、カヤックへの切り替えができないまま酷暑の7月を迎え、熱中症対策で真夏のカヤックは避けて・・・で気がつけば9月というパターンが続いています。
高校野球の秋の大会が三田城山球場であるというので、応援がてら、車にカヤックを積んででかけました。3年ぶりの青野ダムです。実は2年半ほど前に、青野ダムでちょっとした事件があり、足が遠のいていました。今日をきっかけに、また青野ダムにも出かけたいと思います。
雨不足で、水位がだいぶん下がっているかと思いきや、ほぼ満水状態でした。この時期は、まだ少し暑いですが、釣り客も少なく、1時間半ほどパドルを漕ぎました。近くにこんな、思いきりカヤックを浮かべることができる湖があり、ありがたいです。
今の車は、まもなく廃車になる予定なので、今シーズンが最後になります。さあ、あと何日行けるでしょうか。
南湖最上流部 青野ダム この車も今年限り
防水のカメラを買ったのでいさんで持っていったのですが、ホワイトバランスがオートになっていなかったため、変な色合いになってしまいました。だいぶん補正してみたのですが・・・。
(2012.10.14) 「井原橋(西脇市・丹波市境の加古川)」
前回のカヌーのあと、天候の都合などで、2回ほどカヌーをドタキャンしました。どうせ行くのは私一人ですから、誰に迷惑をかけるわけでもないのですが、行事が多いこの時期、キャンセルは辛いです。実は今日も、別の用事があったのですが、それを午前中に引き上げて、急遽カヌーを強行しました。今日が今シーズン最終になるかもしれません。
行き先は、家から一番近い井原橋下。加古川の水量は激減していますが、井堰でせき止められているので、ほぼ静水状態でカヌーをすることができます。
幻の道の駅「さんなん仁王駅」 合流部に整備中の公園 篠山川方面、兵庫パルプ 佐治川上流から井原橋方面 アケビ カラスウリ
スタートは、幻の「道の駅第一号」の「さんなん仁王駅」近くの公園。ちょうど「さんなん仁王駅」の下の、佐治川(加古川)と篠山川の合流部に、公園が整備されていました。毎年土砂が堆積するので、いっそのこと公園に、ということでしょうが、公園に下からといって土砂が堆積しないとは限らないと思うのですが・・・。
大きなコイをたくさん見かけました。カメもいました。ビーバー?カワウソ?おそらくヌートリア。悠々とカヤックの前を泳いでいきました。
今年も、川の宝石「カワセミ」が迎えてくれました。素早いので、写真はありません。そのかわり、アケビやカラスウリのようすをご覧ください。
前回にも掲載していますが、この車でカヤックを積むのも、ひょっとして今回が最後になるかも・・・。ちなみに、前回と同じカメラですが、ちゃんと撮れました。
(2013.9.28) 「井原橋(西脇市・丹波市境の加古川)」
近年、8月までは、なかなか多忙と言うこともありますが、それよりも何よりも「酷暑」続きです。気持ち良さそうにカヤックをこいでいて、熱中症というのもいただけません。涼しくなってから漕ぎ出だそうと思ってたら、思わぬ台風襲来により、気温は涼しくなったのに悪天候のためにカヤックできず。それがまた記録的な「特別警報」の大雨で、特に福知山の由良川(上流は和知川)は被害も甚大の様子です。ボランティアに行くわけでもないのですが、呑気にカヤックをこぐのは気が痛みました。
9月も最後の週末。神戸で講演会がダブルブッキングで開催されたのですが、知り合いのお通夜もあり、講演会をキャンセルして、あいた時間で急いでちょい漕ぎしてきました。今年初カヤックです。行き先は、家から一番近い井原橋下。台風18号の被害の爪痕があちこちに見られました。
木の枝はゴミまみれ。 川の真ん中の流木。 昨年整備された堤防も。 >倒れた堤防の後ろは土嚢。
昨年末に購入した新しい車に、初めてカヤックを積みました。写真を撮りたかったのですが、帰る直前、駐車場に車が入ってきて、撮影を躊躇してしまいました。撮っておけばよかった。
(2013.10.**) 「青野ダム湖(千丈寺湖)(三田市)」
どうも秋は、休日に行事が多くていけません。今日は休日出勤の代休。休日もゆっくりできないので、今日は家でのんびりしようとも思ったのですが、カヤックの日数も稼がないといけません(別にいけないこともないけど)。なんとか昼過ぎに用事を済ませて、少し時刻が遅かったのですが、三田の青野ダムに向かいました。折りからの雨で、水量が普段より多かったです。
赤い実が鮮やか。 空も秋の気配。 威嚇するも逃げない。 空に遠景の虹「彩雲」。
昨年末に購入した新しい車にカヤックを積んだ写真を撮り損ねていたので、撮ってみました。こんな感じ。ランサーワゴンと、あまり違いがわからない・・・。
台風が去って、急に寒くなってきました。今年のカヤックは、今日がおそらく今シーズン最後となるでしょう。8月は暑すぎて、9月は忙しくて、11月はもう寒い。そう考えるとカヤックシーズンは、すごく限られています。本当に好きな人は、ドライスーツを着て、真冬でもやるようですが、そこまでの根性はありません。それより冬はスキーでしょ!
2日前の雨の影響か、スタート地点の「三か村井堰」は、まるでナイヤガラの滝のよう(オーバー!)。だいぶん焦りました。でも今シーズン最後と意気込み、決行することに。スタート地点にカヤックを置き、ゴール地点の畑瀬橋に車を回し、折りたたみ自転車でスタート地点へ。この約6キロの上りが、案外体にきつかったりします。
先日の台風18号の影響が、あちらこちらに見られます。川の流れは、どこも早く、瀞に見えるところも実は早く流れていたりします。何か所か瀬があり、白波にビビりました。一か所、もう少しで沈(ちん)しかけて、ヒヤっとしました。水温が冷たいので、沈するとちょっと大変です。そんなわけで、もっと写真を撮ろうと思っていたのですが、油断してると次の瀬がやってくるので、なかなか撮れませんでした。のんびり川下りというより、必死で川下りの40分でした(速い!)。
スタート地点のナイヤガラ? ここからスタート。 この瀬も結構大きい。 新中橋を下流から。 まもなく中央橋。 台風の爪痕。 ゴールの畑瀬橋。 「はたせのわたし」の碑。
ということで、今年の実績は3日でした。
(2014.9.27) 「青野ダム(千丈寺湖)」
昨年の初漕ぎも、9月の最終の週末でした。昨年は福知山の由良川が大水害、今年は手前の丹波市市島で大水害。ボランティアも気になりながら、三田に向かいました。
いつもカヤックを下ろす駐車場で、何やらテレビの撮影をしていました。魚釣りの番組か何か。サンテレビかなぁ。ということで、いちばんダムに近い駐車場まで移動して、カヤックをおろしました。バス釣りのボートがいっぱい出ていましたが、カヤックも2艇見かけました。いつもと違う駐車場に停めたため、いつもより多く漕いで、疲れました。
スタートすぐ。青野ダム。 山の中腹に花山院。 一番奥まで。 ここまで来たのは初めて。 アカミミガメ。 黒い鳥。名前は不明。
時間が遅くなったのと、いつもと違う駐車場のため、帰りのカヤックは空に西日、水面には反射した太陽と、まともに前を向いていられません。写真を撮りましたが、人間がまぶしいくらいなので、写真もうまく撮れていませんでした。
今年の実績は、とうとう1日で終わってしまいました。
(2015.9.27) 「井原(丹波市山南町)」
昨年の初漕ぎも、9月27日でした。昨年は結局、その1日どまり。今年は1日で終わりませんように。
朝から地域の除草ボランティアで、ちょっと疲労気味。それでも今日くらいはカヤックをしないと、実績を残せません。昼食後、どこへ行こうか悩みながら、疲れているし、今年初漕ぎだし、無理はしないようにと、近場の井原(加古川と篠山川の合流点)に向かいました。先日来、雨模様の天候が多く、水量が多めでした。これなら、黒田庄の加古川下りを決行してもよかったかも知れません。
スタートは国道175号線井原橋上流。 加古川(佐治川)のほうを遡る。 水流が強く、船戸橋下流でリタイヤ。 橋の少し上流から一気に下る。 瀞場も気持ち良い。 これから帰ります。
水流が強く、少し無理をして遡っていたので、疲れました。リタイヤ寸前は、漕いでも漕いでもカヤックの位置は変わらず。カヤックを降りて、少し上流までカヤックを引っ張り上げてそこから一気に下りました。と言っても瀬はそんなに激しくないので、ちょっと物足りませんでした。スタート地点近くまっで戻って来ると、ジェットスキーのお兄さんたちがブイブイやっていました。こちらの披露度も大きかったので、篠山川の方へは行かずに上がることにしました。
昨年の9月に青野ダムに来ているので、1年ぶりです。今日は休日出勤の代休日。当初は代休日なのに休日出勤の予定でした。それがなくなり、急遽カヤックをすることにしました。なぜなら、今日を逃すと今年も実績が1日で終わってしまいそうだったからです。2年連続でたった1日というのは情けないですから。
問題は天気。3時頃から雨という予報だったので、急いで支度をして、12時過ぎに青野ダムに着きました。とたんに雨がパラパラ・・・。数年前に丸山川公苑で、大雨の中カヤックをしたことがありますが、その時は夏でした。ま、何とかなるだろうと漕ぎ出しました。
雨は結局、パラパラで済みました。2時間ほど漕ぎましたが、終わる頃にはパラパラの雨も上がりました。結果オーライ。本当に好きな人は、冬もドライスーツを着込んでやるそうですが、私は冬はスキーに徹しますので、今年の実績は2日ということで、また来年。
この山は有馬富士ではなかった! 紅葉はまだちょっと早いようです。 紅葉してるのか枯れているのか。 色づき始めた感じ。 今年もここまで来ました。 湖を下って、青野ダムまで。 山の中腹に花山院。 花山院から見た千丈寺湖。
先日、谷汲山にお参りして、西国33か所を結願しました。いつもは花山院を眺めるだけでしたが、今年は納経帳に御朱印をいただくために、33か所番外の花山院に参詣してきました。花山院からは千丈寺湖が望めます。そして、そこから見える有馬富士。それは私がいつも勝手に有馬富士だと思っていた山とは違っていました。軽くショック。
(2016.9.24) 「船町口〜日本へそ公園(西脇市)」
8月後半から9月にかけての土日は雨らしい雨が降らず、西脇市内を流れる加古川は渇水気味。国道から見下ろすと、瀬では底を擦りそうな感じでした。それが台風のもたらした大雨で、ようやく川下りができそうな様相です。今日は天気もよく、3年ぶりに加古川(西脇市内)の川下りを実行することにしました。
三か村井堰にカヤックを降ろし、終点の畑瀬橋に向かいます。途中、中央橋のところで堤防から瀬の様子を見ると、流れがちょっと激しく心配になりました。畑瀬橋から下流を見ると、なんとなくこの水量なら行けそうです。津万井堰から下流には一度も行ったことがないのですが、初めて日本へそ公園まで下ることにしました。途中で川の様子を見たところ、瀬も何となく下れそうな様子。これがあとあと、悲劇が襲うことになろうとは。
日本へそ公園の駐車場に車を停めて、自転車で三か村井堰まで上ります。畑瀬橋からでも疲れるのに、日本へそ公園から三か村井堰まで約7kmのサイクリングは、ウォーミングアップというよりは、少し疲れました。
3年前に下った時も、台風の後でした。その時よりは水量は少ないようですが、三か村井堰は端から端まで水があふれて流れてきています。水流が多いので、パドルを漕がなくても、スーッと下っていきます。新中橋まで10分弱、早い。
中央橋を過ぎると、堤防から見た瀬がやってきます。何とか沈せず、瀬を通過。漕がなければ沈しそうで、必死に漕ぎました。疲れた。すぐその下の、大真空あたりの瀬も無事通過。あとはのんびり畑瀬橋まで下ります。
畑瀬橋から下流は、初体験。津万井堰を川下から見るのは、初めての景色です。そのすぐ下流に、中央橋の下より激しい瀬があり、必死でパドルを漕ぎます。その下流も堤防からは見えなかったものの、川幅がやや狭く、長い瀬が続いていました。初めて川から見上げる緯度橋。もうすぐゴールというときに悲劇は始まりました。
緯度橋の下流に滝のようになっているところがあることは知っていました。だから、それまでにゴールしようと思っていました。車を停めに来た時に、もう少し詳しく調べておけばよかったのですが・・・。緯度橋のすぐ上流に、瀬というより、小さな滝が連なっているような岩場があったのです。水量も多いので、艇を川岸に向かわせる余裕もありません。横に向くことすら危険です。もう思い切っていくしかありません。滝つぼ(は大袈裟ですが)にバウを突っ込む感じで、とにかくパドルを漕いで漕いで、何とか沈せず岩場を通過。と思うとすぐに、次の岩場が隠れていました。ネコヤナギの低木にぶつかりながら、岩を避け、あわや沈・・・大丈夫でした。すぐに左岸の、日本へそ公園駅あたりに上陸しました。全身水をかぶり、服もベチャベチャ。これまでのカヤック人生で、一番アブナイ日となりました。ちなみに二番目に危なかったのは、丸山川公苑でカヤック教室の時に本当に沈してしまった時でした。でもその時は静水でしたから、何とかなりましたが、あの岩場の瀬で沈してたら、もうどうなっていたか・・・。
この水量。手前は台風の爪痕。 艇を流されながら一枚。 新中橋。 中央橋。 中央橋下流の瀬。 畑瀬橋。 津万井堰を下流から。 津万井堰下流の瀬。 初めて見上げる緯度橋。 緯度橋すぐ上流にある岩場の瀬。
(2016.11.7) 「青野ダム(三田市)」
毎年のことながら、気が付けば11月。肌寒くなってくると、漕ぎ納めです。と書くと、どれだけカヤックやってるねん!という感じですが、結局今年も実績は2日で終わりそうです。行き先は、三田の青野ダム湖(千丈寺湖)。出発にぐずぐずしてたら、昼を大幅に回ってから出発となりました。紅葉も色づき始め、秋の気配を感じながらのカヤック。休日出勤の代休日で、釣り人も少なく、「風ひとつない」という言葉がぴったりの鏡のような湖面。静かな青野ダムでした。
花山院を望む。 | 南湖の最奥、今日はここまで。 |
まるで鏡のような湖面。 | 駐車場まで、西日がまぶしい。 |
(2017.11.5) 「船町口〜日本へそ公園(西脇市)」
今年も夏は忙しく、カヌーに行けそうなときは雨や台風。とうとう11月までカヤックはカバーをかぶったままでした。このままでは実績ゼロになってしまいます。ということで、2週連続週末に台風がやってきた次の週末、もう寒くなってきましたが、思い切ってカヤックを引っ張り出して、昨年同様7kmの加古川ツァー(西脇市内)を決行しました。
スタート地点にカヤックを降ろすため、三か村井堰に行きました。なんと、大堰が先日の台風で、大きな被害を受けています。昨年の写真と見比べてください。台風21号の威力はすごかったようです。そして車は自転車を積んで、終点の日本へそ公園へ。なんとなく下れそうな瀬ですが、橋の上から見ると、やはり今日はやめておいたほうがいいか、と安全策を取りました。何しろもう寒いので、もし沈してしまうと大変です。昨年の恐怖がよみがえります。
車を置いて、自転車でスタート地点まで1時間弱。やや水量が多いので、速く進みます。上から見ると何でもないような瀬が、実際に下るとそうでもなかったりします。通り過ぎないとわからないスリルを味わい、台風の爪痕を見ながら下っていきます。
畑瀬では、津万井堰をクリアするために一旦艇を脱出して、井堰の下流から再度艇に乗り込み、再出発。ここから下流は2回目です。そうでもないような瀬の最後に小さい滝が隠れていたりして、ヒヤヒヤしながら下りました。
大型台風21号の爪痕。 ゴール地点に車を配置。 下れそうな瀬ですが・・・ 橋の上から見て、やめることに。 三か村井堰からスタート。。 新中橋の橋脚。 中央橋下流。この瀬もきつかった。 台風の忘れ物。 畑瀬橋下流で一旦脱出。 津万井堰下流から再出発。 この隠れた滝は焦った・・・。 まもなくゴール。車が待ってる。
(2018.11.5) 「青野ダム湖(千丈寺湖)(三田市)」
昨年に引き続き、今年も夏は忙しく、11月までカヤックは出番なし。休日出勤の代休のこの日も忙しく、午後の少し遅い時刻に「今日しかない!」ということで、急きょルーフレールにバーを取りつけ(これが時間がかかった・・・)、カヤックを積んで三田に出かけました。
いつも、釣りの人などと出会いはするものの、会話をすることなどまずありません。なぜかこの日は、二人の方が話しかけてこられました。珍しいことです。秋の日は釣瓶落としといいますが、ちょっとゆっくりしてたら、何となく回りが暗くなってきて、慌てて船着き場に戻りました。約90分のカヤックでしたが、今年のカヤック実績はこれでおしまい。昨年も1日でした。1年に1日しかカヤックに載らないのに、趣味がカヤック(カヌー)なんて言いにくいでしょ。来年は少し用事が減るので、今年よりは乗れるのではないかと思っているのですが・・・。
向かいの山の中腹に花山院 | 紅葉はちょっと早い |
なんとなくおもしろい風景 | 秋の日は釣瓶落とし |
(2019.10.22) 「井原橋(丹波市山南町)」
気が付けば、もう10月。猛暑の夏を避けてたら、急に秋めいてきました。休日出勤の代休日に、急きょカヤックを引っ張り出して、今年の初漕ぎとなりました。いつも車を停めるところが入れなくなっていたので、中途半端なところに車を停めて、カヤックを降ろしました。ここは本当は道の駅第一号のはずが、簡易パーキングに格下げされた、山南仁王駅。篠山川の方に上りましたが、今年はカワセミを見かけませんでした。次に佐治川方面。ちょっと疲れてきたので、農業用水に入り込んだりしていたら、なんとそんなところにカワセミがいました。今年も会えてよかった。
駐車場が進入禁止になってました。 まずは篠山川方面。円応教本部。 兵庫パルプ。 佐治川方面。水路に入り込みました。 こんなところをくぐったり。 ススキに秋の気配。
(2019.11.5) 「加古川河口(高砂市)」
いよいよ寒くなってきました。今日は休日出勤の代休なのに、夕方から高砂市で会議。ということで、いつ決行しようか温めていた企画を実行しました。カヤックを高砂まで運んで、加古川河口から海へ出よう! 物足りないかと思いながら、高砂市文化会館裏の加古川河川敷からスタートしました。過去から2.5kmくらいのところです。山陽電車の下をくぐり、実は水門から高砂港のほうに抜けられたらと思っていたのですが、水門はしっかりと閉まっていました。そのまま下って、海から高砂海浜公園に入りました。ただ、いくら瀬戸内海といっても海は海です。見ただけでは何ともないのですが、波が思ったより荒く、入り江で休んだ後、また這う這うの体で帰りました。新幹線は、九州新幹線と山陽新幹線がすれ違ったりして、たのしい。山陽電車もいろんな編成のいろんな電車が通って、楽しい。ここに国鉄高砂線も通っていたら、もっと楽しかったでしょうに。今年はとにかく、急に寒くなり、実績は2日でおしまい。
山陽電車、川上から。 山陽電車、川下から。 高砂港への水門。 加古川下流浄化センター、神戸製鋼所。 橋をくぐれば高砂海浜公園 高砂海浜公園の砂浜 高砂工場地帯へいく道路 山陽新幹線と九州新幹線。
(2020.9.27) 「加古川(西脇市)」
9月にカヤックをするなんて、何年振りでしょう。最近は、年に1回しか漕がない年もあるので、今年はぜひもう1回は行かなければと思っています。
ちょっとパソコンをいじっていたら、あれあれといううちに1時も過ぎてしまい、慌てて昼食をとり、準備をして出かけました。遠くまで行っている時間はないので、昨年はやっていない加古川の船町(三か村井堰)〜津万井(津万井堰)までのコースにしました。自転車のタイヤに空気を入れて、カヤックをルーフレールに積み込み、三か村井堰を目指します。
台風により井堰が破壊されていたのですが、きれいに復元されていました。先週は天候がやや悪かったので、水量が多めです。カヤックを置き、車はゴールの津万井堰に向かいます。そこで車を置いて、自転車でスタート地点の三か村井堰に向かいます。約30分のサイクリングです。
三か村井堰に着くと、知らないオッサンが勝手にパドルを触って漕ぐ真似をしているではありませんか。カヤックはひっくり返してたのが上向きになり、スプレースカートやライフジャケットはカヤックの中に入れられ、サーフ靴は横っちょに捨てられ・・・もう少し遅かったら、このオッサンに持って行かれていたのかも・・・ ちょっと心配になったので自転車にはきっちりとチェーンロックをして、「少し見せてもらってもいいか」と聞かれたので、「ええ、どうぞどうぞ。でもすぐにサーっと行ってしまいますよ」と、そこは和気あいあいのふりをして、漕ぎだしました。悪い人ではなさそうなのですが、勝手に道具を触られていたことがちょっと気になったもので。
水量が多いので、川の流れも少し速いです。瀬に入ると、ぐんぐんスピードが出ます。瀬でなくても、そこそこのスピードで下ります。4か所ほど瀬がありましたが、そのうちの一か所は本当にヤバかったです。よくリカバリーできたもんです。
途中の、新中橋手前の右岸は、竹藪が切られて、土手の桜並木が川からもよく見えました。十数年ぶりに桜の木が姿を現した感じです。ただ今年の4月はコロナのために、桜の下で花見をする人は少なく、残念な年になりました。竹藪の整理とともに、川底の砂利もしゅんせつされ、川底が深くなった気がします。先代の新中橋の橋脚跡は、これまでは水面に少し出ている程度だったのが、今年はすごく高く出ていました。橋脚跡が伸びるはずはないので、水面が下がったのだと思います。
慌てて準備をしたので、デジカメにSDカードが入っていないことに気づき、写真は内臓メモリで撮れる数枚だけになってしまいました。何をするにも準備不足なところが露呈してしまいました。ま、いつも同じような景色ですので、それはそれでいいかな、と。では、画像を見てください。
修理が終わった三か村井堰 ゴール地点から自転車でスタート地点へ 切られた竹藪の向こうに桜並木 古い橋脚跡がニョキニョキ
(2020.11.4) 「青野ダム(三田市)」
今年は猛暑の夏から、秋になったとたん急に寒くなり、のんびりしてたら冬になってしまうので、休日出勤の代休日に心を鬼にして青野ダム湖(千丈寺湖)へカヤックに行きました。何しろ、その日の最低気温が5度でしたから。本気でカヤックをする人は、ドライスーツを着て冬でもやるそうですが、寒い冬にカヤックをする勇気はありません。そもそも、冬はスキーに行かないといけませんし。ということで、過去の記録を見ると、2年前の同じ代休日にここに来ていました。ここは生活用水にもなっているので、ゴミは少ないはずなのですが、今日はやたらゴミが目につきました。コロナとは関係ないと思いますが、なぜでしょう。寒さ対策で、ウインドブレーカーのようなものを羽織った上にライフジャケットを着こんだところ、ちょうどいい感じでした。これで今年は2日目。さて、あと1日パドルを握ることは、あるでしょうか?
2年ぶりの青野ダム湖 メタセコイアの気根? 紅葉をお楽しみください やたらゴミが目立ちました 今日の実績は1時間20分
(2021.11.★) 「加古川大堰(加古川市)はカヌー禁止です。」
2021年も新型コロナウイルスにより緊急事態宣言が発令されたりして、カヤックをするという気分ではありませんでした。やや感染が落ち着いたころは、まだ暑い日が続いていて、もう少し涼しくなってから、、、なんて思っていると、急に寒い日があったりして、休日出勤の代休日に、今日しかないという気分で、カヤックに出かけました。
加古川の下流に、加古川大堰というゲート型のダムがあり、その上流側が加古川市立漕艇場となっていて、レガッタなどの練習によく使われています。そこが気になっていたので、カヤックを積んで出かけました。帰りに注意されて分かったのですが、ここは漕艇場として特別に許可が出ているそうで、カヌーは禁止とのことでした。知らなかったので、許してください。もう二度と、ここではカヤックをしませんから。
カヌー禁止なので、ホームページ公開をすべきか悩んだのですが、今年カヤックをしたのはこの日一日だけだったので、許してください。カヌー禁止なので、このサイトを見た人は、カヌーをしに行かないようにしてください。お願いします。
山陽自動車道。流速が早く、ここから上流へ漕ぎあがるのはあきらめました。 中州に、ハッカ(ペパーミント)を発見。自生なのかどうかは不明です。 JR加古川線の鉄橋の橋脚 JR加古川線普通ワンマンカー 上荘橋 加古川大堰
(2022.11.2) 「井原橋周辺(丹波市山南町・西脇市黒田庄町)」
新型コロナウイルスは感染者が多いものの、第7波がやや落ち着き、外出ムードが高まってきています。定年退職になり、もっといろいろ趣味に明け暮れる毎日かと思いきや、いろいろあって、なかなか思うようにいきません。夏ころから右腕も痛く、力が入りません。
今年の夏は体温を上回るような酷暑が続き、そんな時期はカヌーに乗る気にもなりません。それが急に寒くなり、このまま冬に突入しそうな雰囲気です。そこでやや暖かい日を狙って、カヤックを決行しました。コロナ、酷暑、右腕痛などの言い訳をしながら、昨年に引き続き今年も1日だけで許していただきましょう。
3年ぶりに井原橋周辺を漕ぎました。至山の下は相変わらず工事中で、車を停められません。カヤックを降ろして、道の駅「さんなん仁王駅」(今は簡易パーキングに降格)に車を停めました。四か村井堰から篠山川の方に向かい、戻ってから佐治川方面へ、約90分のミニツアー。
終わって上陸しようとして、上陸場所を間違え、「ひっつきむし」の中堤防を上がる場所がわからず、再度カヤックに乗り込み、ようやく上陸場所を見つける始末。この迷子状態が、今日一番疲れました。
井原橋、遠くに円応教、兵庫パルプ。 四か村井堰から南方面を望む。 いつもの「からすうり」。 井堰から兵庫パルプ方面 佐治川から井原方面を望む。 すすきが水に映ってきれい。