オートキャンプ日記
’98年から、年1回くらいのペースですが、キャンプを始めました。まだ経験が浅いので、見様見真似でやっています。オートキャンプ場も最近は整備され、あちこちにできています。地元、黒田庄町には、「日時計の丘公園」という全国でも有数のオートキャンプ場もあります。あまりブームに乗るのは嫌いな性格ですが、昔からあこがれていたキャンプですから、こればかりは仕方ありません。
年 |
行き先 |
住所 |
1998 | 大王崎オートキャンプ場 | 三重県志摩郡 大王町 |
1999 | 神島ナビックLAND | 岡山県笠岡市 神島 |
2000 | 休暇村越前三国 | 福井県坂井郡 三国町 |
2001 | 小豆島オートビレッジYOSHIDA | 香川県小豆郡 小豆島 |
2002
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(お休み)
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2003 | マイアミ浜オートキャンプ場 | 滋賀県野洲郡 中主町 |
2004 | グリーンエコー笠形 | 兵庫県神崎郡 神崎町 |
2005 | 松林オートキャンプ場 | 奈良県吉野郡 天川村 |
2006 | 白崎海洋公園 | 和歌山県日高郡 由良町 |
2007 | (大谷キャンプ場) | 岡山県真庭市 上中津井 |
2008 |
(お休み)
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1998年 大王崎オートキャンプ場(三重県志摩郡大王町) <正式名称不明>
2泊3日で伊勢志摩方面に出かけました。鳥羽水族館(ジュゴンが有名)、二見シーパラダイス(アッカンベーをするセイウチが有名)、志摩マリンランド(マンボウが有名)と、水族館巡り。あとはスペイン村パルケエスパーニャが主な行き先です。1泊目は三重厚生年金休暇センターに宿泊、2泊目にキャンプをしました。
テントを買って、初めてのキャンプです。写真をごらんになってわかるように、テント以外のキャンプ用品はほとんど、まだ揃えていません。クーラーボックスなど、キャンプ場に向かう途中のファミリーセンターで購入しました。それに予約もせず、行き当たりばったりのキャンプでした。今思えば、よくそんな無謀な・・・・という感じです。
伊勢志摩は海水浴場もたくさんあるので、キャンプ場は何とかなるだろうという安易な気持ちで出かけました。たまたま見かけたキャンプ場の看板を見て、そこに押し掛けました。小さなキャンプ場で、施設設備はほとんど使っていないので、よく覚えていません。実は炊事用品も揃えていなかったので、近くのコンビニでお弁当を買い、ベンチをテーブル代わりにして食べました。途中で雨が降り出し、テントの中に入って、うす暗い中で弁当を食べたのを覚えています。雨は次第に強くなり、雷も鳴り出しました。あ〜、新品のテントが・・・。あとで分かったのですが、三重県に大雨洪水警報が出ていました。
夜の間に雨雲は去り、次の日はよい天気でした。キャンプ場のすぐ隣が砂浜になっていて、海水浴をしたあと、最後の水族館巡りに旅立ちました。ただ、ここの砂浜は監視員のいる海水浴場ではないので、気を付けてください。
笠岡と言えば、生きている化石のカブトガニが有名です。お昼前に出発して、途中でお昼ご飯を食べて、岡山に向かいました。今回は予約もバッチリ。バーベキューセットなども揃えて、そうそうタープまで買いました。
山陽道の笠岡で降りて、スーパーで食材を買い込んで、キャンプ場に向かおうとするのですが、干拓地に迷い込んでしまい、もう少しでチェックインしそこねるところでした。神島というくらいですから、あもともとは島だったのでしょうか。でも本土と広い干拓地でつながっているので、干拓地に迷い込むと、どちらに走っているのかさっぱり分かりません。時々発見する小さな看板を便りに、なんとかたどり着きました。
夕食は一番手間のかからない焼き肉です。必須アイテムの焼きそばもしました。でも、焼き肉を食べたらおなかがいっぱいで、焼きそばを食べる頃には苦しくて・・・。これはキャンプを始めた人が一度は経験することだそうですね。
ここはオートキャンプ場として整備が行き届いていて、管理棟や炊事棟、トイレやシャワーもきれいでした。隣に海水浴できる砂浜があります。ここも監視員はいませんでした。また私たちはしませんでしたが、魚釣りなどができるようになっています。
「恐竜エキスポ2000」が福井県勝山市で開催されました。ということで、この旅行は東海北陸道から福井県に入り、和泉村の国民宿舎「パークホテル九頭竜」で一泊、恐竜エキスポ2000を見たあと、日本海まで走って、東尋坊近くの三国町でオートキャンプです。
食材を買う時間がないかも知れないということで、あらかじめ食材を予約注文しておきました。そこまでは良かったのですが、管理棟に調味料関係が一切置いてないのです(今はどうか知りませんが)。これには参りました。焼き肉のタレなしでバーベキューができますか? ソースなしで焼きそばができますか? 食材を調達するくらいなら、簡単な調味料はおいてほしいですね。結局調味料を買いにスーパーを探したのですが、これがまた、近くにスーパーがありません。今思えば三国港方面に行けば良かったのかも知れないのですが、芦原温泉という有名な温泉があるので、そちらに行けばなんとかなるだろう・・・と思い車を走らせましたが、行けども行けどもスーパーがない。この辺りの人は、買い物はどこへ行っているのだろう?などと思いながら、時間は経つし・・・。ようやくスーパーを見つけ、材料を買うことができました。でもそのスーパーは、もうすぐ閉店(つぶれるほうの閉店)してしまうそうです。
こんなに苦労してスーパーに来るんだったら、食材を予約した意味がありません。まったく無駄な苦労と時間とお金を使ってしまったものです。1時間以上ロスしました。食材は3人分、こちらは大人2人と子ども2人。ちょっと余りました。昨年に引き続き、焼きそばは苦しかったです。2年続けて同じ失敗をしてしまいました。
休暇村のキャンプ場ですので、次の日の朝食は本館のレストランで朝食バイキングを食べることができます(別料金)。バイキング好きの連れ合いは、これが良かったと言っています。なお、本館の浴場は利用できません。キャンプ場にはシャワーがあり、キャンプ客はそちらを使うことになります。
お盆を過ぎていたので、海水浴はしませんでした。観光船で自殺の名所の東尋坊めぐりをしました。波の下に岩が隠れていて、上から飛び込んだ人は、隠れている岩に当たって死んでしまうそうです。観光船のガイドのおじさんが「その岩に当たったら、死ぬほど痛いそうです」と教えてくれました。チャンチャン。
2001年 小豆島オートビレッジYOSHIDA(香川県小豆郡小豆島)
この年の夏の旅行は、小豆島です。一泊がキャンプ、もう一泊はログハウス風のペンションにしました。オートビレッジ吉田は、海沿いのキャンプ場ではなく、ほんの少しですが山側に入ったところにあります。吉田ダムという大きなダムの下にあります。姫路からフェリーで小豆島に行くと、小豆島の北東にある福田港に着きます。その近くにあるキャンプ場なのですが、観光地のほとんどは南部にあるので、昼前に島に着いた私たちは、とりあえず南に向かうことにしました。
30分ほど走って、道の駅「小豆島ふるさと村」というところで昼食を食べました。実はここにもオートキャンプ場があり、設備も整っています。つくづく、こちらを予約しておけば良かったと思いました。なぜなら、またこれからフェリーで降りた所まで戻らないといけないからです。ま、そんなこと言っても仕方ないので、オリーブ園やら二十四の瞳映画村などを見学して、内海町で食材を買い込んで、キャンプ場に向かいました。このキャンプ場の近くにスーパーがないということも言い添えておきましょう。
いつもバーベキューだったので、今年はカレーライスにしました。子どもも料理を手伝い、うまくできました。ご飯もカセットコンロに飯ごうで炊いたのですが、思ったよりうまく炊けました。最近AC電源付きのキャンプ場に炊飯器を持ち込んでご飯を炊いているのを見ますが、せっかくキャンプに来ているのだから、炊飯器はやめてほしいですね(ガスコンロを使っている私もエラそうな事は言えませんが)。
ここのキャンプ場のいいところは、管理棟に大浴場があるんです(別料金)。それも天然温泉です。20時までなのが時間的に辛いですが、でもこの温泉は良かったです。二日目のペンションのお風呂は狭かったので、キャンプ場の温泉のほうが良かったです。20時を過ぎたら、温水シャワーが24時間使えます。でも、できれば温泉に入るべきでしょうね。
夜はとにかく暑かった。風速ゼロ。テントの外に落ちているスーパーのポリ袋さえ、止まったままです。次の日の朝は、なんか寝不足状態でした。2日目はペンションに泊まったのですが、夕方から嵐のような雨。キャンプが昨日で良かったと、つくづく思いました。1年目のキャンプで大雨を経験していますが、テントを設営するときや畳むときに雨が降っていたら、どのようにして作業をするのでしょうね。考えただけでゾッとします。
2003年 琵琶湖マイアミ浜オートキャンプ場(滋賀県野洲郡中主町)
2年ぶりのキャンプです。琵琶湖のマイアミ浜というところに行ってきました。八日市ICで下車し、途中、西国巡礼三十二番の観音正寺、三十一番の長命寺に立ち寄りました。キャンプ場の近くで買い物をしようと思っていたのですが、行けども行けどもスーパーがない! こんなことなら、長命寺に寄った後逆戻りして、ダイエーだったかサティだったかによれば良かったと思いました。結局守山市まで行き、ようやくスーパーを見つけて買い出しをすますことが出来ました。毎回のことながら、学習機能が働いていません。
この日は午後から、京都府中丹地区に大雨洪水警報が出ていました。すぐ東が滋賀県です。雲行きが怪しくなり、風も強くなってきました。琵琶湖と言っても、まるで海のような波が押し寄せます。強風のなか、なんとか雨に遭わずにテントを張ることが出来ました。後で気が付けば、タープの張り方がおかしいのですが、必死で張っていたので気が付きませんでした。まだまだ初心者ですわ。
そんなこんなで、すぐに夕食です。炭をいこして、バーベキューと焼きそばというメニューです。あとは寝るだけ。ただ、キャンプ場のすぐ横のさざなみ街道を通る大型車がうるさく、私はなかなか寝付けませんでした。
ここのキャンプ場は料金が7000円〜8000円とちょっと高いですが、設備が整っています。写真の後方に建物がありますが、Aサイトなら温水シャワーが無料で使えます(一つの建物に4つのサイトのシャワールームと温水器が入っている)。脱衣場も一坪ほどの広さがあり、二人くらいなら寝れそうです。実際、車は止まっているけどテントを張ってないサイトがあったのですが、案外そこで寝てたのかも?AC電源もついています。といっても蚊取り線香しか使いませんでしたけど。建物に水道もついているので、いちいち炊事場に行く必要もありません。トイレだけはちょっと歩く必要がありますが、なぜかトイレが混むことはありませんでした。
朝は打って変わっていい天気。パンの朝食をとって、長男は釣り、長女は湖水浴を楽しんでいました。テントをたたんで、午前中に琵琶湖博物館を見学し、午後から予約しているカヌー教室のために西大津に向かいましたが、思ったより距離があり、遅刻してしまいました。カヌー教室の様子は、カヌーのページからどうぞ。そしてついでに西国十四番の三井寺を回って帰路に就きました。いつものことながら、慌ただしい旅行です。次回はもっとゆったりと行きたいものです。
今年の夏は、キャンプに行きませんでした。どこでもいいからキャンプをしたいという子どもの声に負けて、10月も半ばになってから、キャンプに行くことにしました。これまで夏しか経験がないので、秋のキャンプは初めてです。まさかこんなに寒くなってからキャンプに行く人も少ないだろうと、町内の「日時計の丘オートキャンプ場」に問い合わせたところ、なんと予約でいっぱい。さすがは人気No1になったことがあるだけのことはあります。急遽、グリーンエコー笠形に電話を入れると、こちらは大丈夫。
ここはオートキャンプ場ではないので、駐車場から荷物を運ばなければいけません。途中で買い物をしたりして、キャンプ場に着いたのが5時頃。秋の日は釣瓶落とし。すぐに暗くなってきます。急いでテントを張り、息つく間もなく夕食の準備です。今回は、連れ合いはお留守番。私と子ども2人だけです。準備万端のはずが、包丁を忘れてきたことに気が付きました。カバンの底にあった十徳ナイフでジャガイモをむき、にんじんを切り、キャベツをきざみ、なんとかカレーとサラダが完成。まるでサバイバルキャンプ?
夜は風がすごく、ゴーゴー音を立てていました。風の又三郎の「どっどどどどうどどどうどどどう」の世界です。テントの中は思ったほど寒くはなく、シュラフ+持参した毛布で十分暖かく、ほっとしました。ただ、風の音で何度も目が覚め、眠りにつけたのは明け方からでした。子どもはそんなことも気にせず、熟睡でした。
秋のキャンプは、暑苦しくて眠れないということもなく、蚊もいないし、寒さ対策さえしていれば、案外いいかもです。
2004年に天川村の洞川へ鍾乳洞を見に行ったのですが、一番行きたかった「五代松鍾乳洞」が定休日。ということで、2005年に、今度はキャンプでおじゃましました。前日まで、天候が雨の予報だったため、どうしようか迷っていました。前夜の予報では、何とか曇りとのことで、準備もそこそこに出発しました。予約も入れずに、直接交渉。その割には、木製のデッキのサイトでした。テントが湿らなくてグッドです。
連れ合いは仕事のため、子ども2人とのキャンプ。そう言えば、昨年もこのパターンでした。実は連れ合いは、あまりキャンプに行きたがりません。メニューは昨年と同じく、カレーライス。おいしく出来上がりました。
大自然の中でのキャンプを楽しみに来ているのに、夜の打ち上げ花火の音だけはどうにかしてほしいものです。
紀伊半島から突き出た、真っ白の岬。その白崎海岸にある、白崎海洋公園のオートキャンプ場に行きました。かつては石灰岩を採掘し、セメント工場があった所のようです。戦時中は、軍事基地にもなっていたとか。そこを公園に整備して、キャンプ場や、ダイビング施設などができています。
回りを真っ白な石灰岩に囲まれたキャンプ場です。電源のあるサイトと、電源のないフリーサイトがあります。特に電気は必要ないので、値段が半額以下のフリーにしました。木がほとんどないので、暑いのなんの。夜は風が強く、隣のテントはひっくり帰っていました。ダイビング施設のお風呂にも入れます。但し、17時30分受付終了。のんびりしてたら、入浴できません。
とにかく石灰岩が素晴らしい。ちょっと足を伸ばすと、戸津井鍾乳洞もあります。鍾乳洞ファンにはたまらないキャンプ場です。
とうとう今年は家族キャンプに行けずじまいでした。子どもも大きくなり、あまりキャンプに行きたいと言わなくなりました。今後また、テントやキャンプ用品が日の目を見ることはあるのでしょうか。
その代わりでもありませんが、夏に長男がボーイスカウトのキャンプに参加しました。岡山県の鍾乳洞めぐりもあると聞き、そのキャンプに同行させてもらいました。ということで、この写真のテントは、ボーイスカウトのテントです。悪しからず。