一人でできるカヌーツーリング in黒田庄

JRバージョン

(2002年6月)


12:45  スタート地点(三カ村井堰)にカヌーを置き、車でゴール地点に向かう。
13:00  ゴール地点(津万井堰)に到着、徒歩でJR黒田庄駅へ向かう。
13:15  JR黒田庄駅に着く。
13:23  JR黒田庄駅発。
13:31  JR船町口駅着、徒歩でスタート地点に向かう。
13:45  再びスタート地点(三カ村井堰)に着き、川下りの準備。
14:00  川下りスタート、カヤックでひたすらゴールを目指す。
15:15  川下りゴール、帰り支度をする。
15:30  帰路に就く。お疲れさま。

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 まずは船町の「三カ村井堰」がスタートです。入り口がわかりにくいのですが、「理系化学工業」と「マルゲン工業」の看板のところを川の方に入ります。
 河原に降りたところがスタート地点です。カヤックやパドルを車から降ろし、近くの竹藪付近に置きます。取られないかちょっと心配ですが、一般の人にしてみれば取るほどのものでもないし、軽トラックでもないと持って帰れないので、ま、大丈夫でしょう(保証はしかねますが)。ひっくり返されたカヤックの姿は悲惨です
 さて、カヤックをおろし、車はゴール地点の津万井堰に向かいます。この間、約6km、時間にして車で約10分です。道不案内の方は、国道175号線を南下するのが賢明です。畑瀬橋の下に車を置いて、JR黒田庄駅に向かいます。着替え等は車の中に置いて、できるだけ軽装で出かけましょう。
 普通に歩いて約10分で黒田庄駅に着きます。加古川線の駅は、ほとんどが無人駅になっています。
 駅の前に、黒田庄町の地図が立っていました。だいたいの地理を頭に入れてください。
 やがてJRの列車が到着します。私が乗ったのは、13時23分発の谷川行きワンマンカーです。後ろのドアから乗って整理券を取ります。
 本黒田を経由して、約8分の所要時間で船町口駅に着きます。運賃は180円です。船町口駅は、私が子どもの頃から無人駅で、マッチ箱のようなかわいい駅舎です。地元の老人会の方などが、美しく手入れをされています。
 船町口駅から約10分歩いて、スタート地点に行きます。この三カ村井堰は、黒田、前坂、喜多の水田を潤しています。
 この日、いざスタートしようとすると、鮎取りのおじさんから、「網を張るまで行かんとってくれ」と、しばらく足止めされました。
 さて、いよいよスタートです。少し水が少ない気がしました。新中橋の手前は、コース取りを間違わなくても、水深が浅く、底がつかえて止まってしまいます。ちょっと手こずりました。
 瀬は少なく、それもそんなに激しい瀬はありません。中央橋の下流にちょっとした瀬があります。下流側から見るとそんな大した瀬でもないように見えますが、実際に下ってみるとちょっとスリルがあります。このあたりを過ぎると瀞場が続きますので、物足りないというより、ちょっとしんどいです。
 この日は魚釣りをしている人が10人ほどでしたが、日曜などはもう少し多くなります。畑瀬橋が見えてくると間もなくゴールです。あとは、あらかじめゴール地点で待っていてくれた車にカヌーを積んで、帰路に就くだけです。

 スタートからゴールまで、この日は1時間15分かかりました。本気で下れば1時間を切ります。水量があれば、40分くらいでしょうか。ま、急いで下ってもおもしろくないですからね。流れが激しいところで少し遊んだり、カワセミやシラサギ、アオサギなどの野鳥を見ながら、川に親しんでください。
 本日の支出は、ガソリン代の他には、JRの運賃180円だけです。なおJR谷川行きは、13時23分を逃すと16時05分までありません。平日は14時00分発です。第4土曜は運休になりますので、注意してください。このHPを見て、私もやってみようと思われた奇特なあなた、必ず時刻表で確かめてから実行してください。

※ この電車の時刻は古いものですので、最新の時刻表でご確認ください。ちなみにJR加古川線は電化され、いまは電車が走っています。

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