洞川鍾乳洞群
(蟷螂の窟、蝙蝠の窟、面不動鍾乳洞、五代松鍾乳洞)
2004年8月、奈良県の天川村に出かけました。洞川温泉のまわりには、観光できるものだけで4つの鍾乳洞があります。そのほかにも、「神泉洞」や「泉の森」といったわき水を湧出している洞窟も、中には入れませんが鍾乳洞です。照明もなく懐中電灯を頼りに探検する「蟷螂の窟」、「蝙蝠の窟」。照明もあり、洞室も広い「面不動鍾乳洞」。それにモノレール(農作業用のものに椅子がついている)で急勾配を登っていく「五代松鍾乳洞」。それぞれに特徴があり、うまくいけば3時間で全てを回ることが出来ます。いずれも小規模ですが、鍾乳洞ファンにはたまりません。
蟷螂の窟・蝙蝠の窟
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岩肌に大きな穴がぽっかり。修験道の修行場だったそうです。
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管理人さん。蟷螂の窟の入り口で入洞料を払って、懐中電灯を借ります。
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蟷螂の窟(とうろうのいわや)
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本当は真っ暗です。頭を打たないように注意して進みます。亀石。
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腹這いになるほどではありませんが、窮屈です。蛇腹。
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蝙蝠の窟(こうもりのいわや)
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見ただけで冒険心をくすぐられる入り口。
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蟷螂の窟に比べると、洞室はすごく広く感じます。照明はありません。
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面不動鍾乳洞
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駐車場横にアーチがあります。ここからが長い。登ること約10分。
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洞内は複雑に入り組んでいます。ちゃんと照明もあります。
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五代松鍾乳洞(ごよまつしょうにゅうどう)
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なんともあやしいアーチが興味をそそります。
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これが4人乗りモノレール。下りはそのままバック!五代松鍾乳洞行駅
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こぼれ話
なぜ、五代松鍾乳洞の中の写真がないのか? 実は今回の4つの鍾乳洞で、いちばん楽しみにしてたのが五代松鍾乳洞。他の鍾乳洞より、鍾乳石が発達していてきれいだとか。この鍾乳洞は04年6月までは閉鎖されていました。再開にあたり、高所にある洞口まで、モノレールが新設されたそうです。モノレールといっても、ミカン畑などにある農作業用のものに、椅子が4つくっついているというもので、屋根もドアもありません。もちろん鍾乳石が目的ですが、急勾配を上がっていくモノレールにも惹かれていました。残念ながら、たまたま行ったのが火曜日で、お休みでした。残念で残念で、その夜は夢にまで出てきて、何度も目が覚めました。これは絶対に、近いうちにリベンジを果たしたいと思います。