氷柱観音

(徳島県那賀郡那賀町)


 2009年9月22、徳島県で偶然鍾乳洞を発見しました。八十八か所巡りをしている途中で、何やら不思議な空洞を発見。太龍寺のロープウェイ乗り場に急いでいたのですが、思わず車を止めて、カメラを持って引き返し、写真を撮りました。何やら鍾乳石らしきものが見えます。これは鍾乳洞に間違いない!
 ロープウェイ乗り場に行けば、なんとその名前が「氷柱(つらら)観音」。もちろん氷柱とは、鍾乳石のことでしょう。実は、その空洞のあるところの上部に、氷柱観音が祀られているようです。
 
太龍寺にお参りした後、引き返して写真を撮りたかったのですが、どうしても次の平等寺に急がないと、宿泊場所にたどり着くことができません。泣く泣く先を急ぎました。
 そして2か月後の11月23日、リベンジを果たすべく、またまた氷柱観音を訪れたのでした。
太龍寺の前の看板
氷柱観音の下の洞穴
階段の上に祠が。
この祠の裏が鍾乳洞。
祠の横から、氷柱石(鍾乳石)を見ることができます。

 小さな横穴だと思っていたら、直径4メートルくらい、高さ5メートルくらいのたて穴でした。写真を撮ろうと思っても、たて穴に落ちてしまうとはい上がれそうにないので、怖かったです。たて穴の回りには、ごらんのような鍾乳石が見えます。このたて穴から入った水が、おそらく下の道路脇の穴に流出するのだと思いますが、定かではありません。たて穴の底もどうなっているのか興味がありますが、単独行動で入るのはお薦めできません。


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