冬虫夏草(とうちゅうかそう)とは・・・

 土中の昆虫やクモなどに寄生した菌糸から、地上に子実体をつくる子嚢(しのう)菌類のキノコの総称。冬は虫であるものが、初夏ごろから寄生菌が発芽して、棒状その他の茎を出すので、冬虫夏草と呼びます。オサムシから生えるオサムシタケ、セミの幼虫から生えるセミタケなどがあります。特にヤガ科の蛾の幼虫から発生するものは、生薬として有名です。

 これは、ヒグラシの幼虫ですが、幼虫は死んでおり、頭から棒状のものが延びています。偶然、山の土の崩れたところに転がっていました。おそらく冬虫夏草を見つけるのは、私の人生において最初で最後になるでしょう。

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