2001年 スキー日記 

 ’01シーズンはしめて16日滑りました。信州に3回も出かけたのは、何年ぶりでしょうか。信州で8日滑り、そのほかはハチ/ハチ北と氷ノ山国際オンリー。大好きなニューおじろに一度も行ってないのがちょっと悔やまれますが、こんな年もあるでしょう。検定は今年も不合格でした。また来シーズン頑張りまっさ。


 

妙高杉ノ原(12/27〜12/29)

 毎年恒例の妙高杉ノ原ツァー。26日(火)夕方出発、3日滑って30日(土)の朝帰着という日程です。今年は参加者が少なく、貸切バスでは赤字が出ると言うことで、JRシュプール号になり、なかなか快適な旅になりました。

 直前まで積雪が少なく、新聞のスキー場だよりは△印でしたが、クリスマス寒波のおかげで26日朝より全面滑走可の◎印。2日目、3日目に一部ガスが出て視界が悪かったものの、最高のコンディションで3日間滑ることができました。急に雪が降ったためか、はたまた不況のせいか、ゲレンデはここ数年では一番すいていたように思いました。リフト待ちはほとんど2分以下です。いくら平日とはいえ、こんなことは今までなか〜った♪。8人乗りゴンドラもス〜イスイ。レストランも快適です。ゆっくりしていても怒られません、というより、セルフサービスの店でも生ビールを運んでくれたりして、過剰サービス(?)という感じです。

 雪質は、新雪がどっさり降ってくれたお陰で、快適そのもの。第3高速リフト右側のスーパーモーグルコースは圧雪してありませんが、こぶがアイスバーン状態でないため、安心して滑れます。初心者でも大丈夫。なんとこの時期あまり雪がつかないスーパージャイアント(斜度45度)もしっかり雪がつき、中級者でも降りることができるくらいです。初心者は背中で滑っていましたが、全然ケガの恐れもなく、滑落を楽しんでいたようです。

 今年も1日目の半日はスクールに入りました。生徒が4名だったので、満足、満足。これなら1日スクールにしておけば良かったと思いました。インストラクターも技術面を1人1人詳しく、それも理論的に教えてくれて、大変参考になりました(ちなみにスクールは、シーダスキースクール)。

 

ハチ/ハチ北(1/8)

 前日午後、阪神方面で高速道路が通行止めになるほど雪が積もり、中止にしようか悩みながら、きっちり決行してしまいました。ヤフーの天気予報では、スキー場は雪になっていたのですが、行けども行けども雨。関宮町に入っても雨。当初の行き先だった氷ノ山国際スキー場も雨。こりゃハチまで登るしかないと、大久保の一番上の駐車場まで行ったけど雨。ここまで来て引き返すのも癪に障るので、とにかく着替えてリフトに乗りました。道路もスキー場もガラガラなのは、天気のせい?不況のせい?成人式のせい? 毎年成人の日はそんなに混まないのですが、こんなにガラガラは初めてです。

 さてスキー場のコンディションは、言わずと知れたグジョグジョ状態。天候は雨から霙(みぞれ)で、重たいベチョベチョの雪です。ウェアは防水し忘れ、ポンチョは何年か前にスカイバレイスキー場に落としてきて無いし、アンダーウェアまでぬれてくるような感じです。ハチを何本か滑って、ハチ北へ移動しました。ハチ北のほうが少し天候が良く、小雪状態になりました。その代わり、ガスが立ちこめてきて、視界が悪くなってきました。と、ここでハプニング。3人で行ったうちの一人が行方不明になってしまいました。ロッジハチ北の横で滑っていたのに、一人が下まで降りてしまったのです。恥ずかしながら場内放送までしてもらい、その結果なんとか昼食時に巡り会えました。

 その後、下に下りましたが、アルペンのコブコブも雪がゆるいながらも滑走可能、中央クワッドの辺りはガスもなく、視界良好で気持ち良く滑れました。ハチに戻ると、今度は雪が激しくなり、ガスも濃くなり、あまり気持ち良く滑れませんでしたが、何本か滑って帰路につきました。ゲレンデコンディションは良くなかったのですが、リフトと道路がすいていて、そちらは快適でした。ちなみに帰りも雨でした。

 

ハチ/ハチ北(1/21)

 前日午後、これまた近畿地方で高速道路が通行止めになるほど雪が積もり、中止にしようか悩みながら、またまたきっちり決行してしまいました。前回と違い、氷上郡内は道路にも雪がついており、この先どうなることかと思いましたが、さすがに但馬は除雪が行き届いており、裏道は別として道路は快適でした。天気予報では雨または雪でしたが、予想に反して青空のもと、快適なスキーを楽しむことができました。

 最初は氷ノ山国際に向かったのですが、この日はイベントが予定されており、混雑が予想されるので、前回に引き続いてハチ/ハチ北で滑りました。やはり不況なのか前日の雪がたたったのか、ゲレンデはそんなに混んでおらず、このシーズンの日曜日にしてはリフト待ち5〜7分とあまり苦になりません。ハチ高原の雪質はちょっとバーンが硬く、午後は固いザラメ状でしたが、ハチ北は最高とは言えませんがちょうどよい雪質でした。

 帰りはゲレンデを午後4時半頃に出発しましたが、道路も日曜日にしては比較的すいており、予想より早く帰れました。ただ一ヶ所、9号線の八鹿トンネルが、トンネルに入ったとたん渋滞で、車内はちょっと酸欠ぎみ?日曜日の渋滞はリフト待ち・渋滞を覚悟で行っているのですが、道路もゲレンデも天気もまずまずで、思いがけなく快適で、満足の行くスキーができました。

 

ハチ/ハチ北(1/☆)

 平日に休みがとれました。ひと月に3度もハチ/ハチ北に行ったのは、初めてのことです(実は後ほど、もう一日行くことになったりする)。前日は雪が降ったようですが、道路は除雪されていたので、大久保の一番上の駐車場までチェーン無し(もちろんスタッドレスですが)で登ることができました。ありがたいことです。途中でスリップする車を抜かして行きましたが、恐らくノーマルタイヤの車だと思います。ノーマルタイヤでノーチェーンは、他の車に迷惑をかけますので、絶対にやめてほしいと思います。

 午前中はハチ高原で滑りましたが、へんな新雪で、あまり板が滑りません。何本か滑り、昼食をとってハチ北へわたりました。ハチ北は雪質が良く、気持ち良く滑れます。中央クワッドのバーンも、雪がしっかりついていて、大丈夫でした。野間まで降りても、雪はへたっていません。この日は北壁は降りませんでしたが、十分雪はついています。ハチへ帰るときは連絡リフトを使わず、一の沢を降りたのですが、十分雪がついており、難なく帰ることができました。4時以降のハチ高原は、雪も普通の滑りやすい雪になっており、中央トリプルを数本滑って下山しました。

 さすが平日で、リフト待ちもなく、道路渋滞もほとんどなく、快適でした。天気は午前中雪が残りましたが、午後は青空も見え、すばらしい霧氷を見ながらすべることができました。

 

氷ノ山国際(2/12)

 2月の半ばの3連休。本当は信州にいく予定だったのですが、宿が取れず、連休最終日に日帰りで氷ノ山国際に行くことになりました。道路もゲレンデも大渋滞覚悟の日帰りスキーです。

 6時に西脇を出発、ところがそんなにスキー客の車が多くありません。あれぇ?どうしたことでしょう。こんなに遅く出発したのに、氷ノ山国際のシングルリフト乗り場の駐車場に車を止めることができました。駐車場のおじさんの話では、前日(2月11日、三連休の真ん中)はすごい人だったようです。それが最終日まで宿泊せずに、ほとんど日曜日に帰ってしまったそうな。ハチ/ハチ北の様子はわかりませんが、氷ノ山国際に限っては、たいへんラッキーでした。

 ゲレンデ状態は最高とはいえませんが、そんなに良いともいえませんけど、悪くはないです。ペアリフト横のバーンもしっかり整備してあって、こぶもなく、気持ちよく滑れます。ゲレンデはリフト待ち最高10分、平均3分、3時頃にはリフト待ちゼロの時もありました。今日は本当に休日?って感じです。11時前に昼食にしましたが、ロッジもスキスキ。13時の休憩もスキスキ。おまけに帰り道までスキスキでした。今日は本当に祝日なんでしょうか?それともスキー人口(ボードも含めて)が減ってきているだけなんでしょうか。

 

氷ノ山国際(2/◇)

 日曜出勤の代休が平日にとれました。前回に引き続き、日帰りの氷ノ山国際ツァー。平日なので、道路もゲレンデもス〜イスイの超快適ツァーです。駐車場は¥500円、リフト券も¥2,800(割引で¥2,500)でOK! やはりスキーは平日に限ります。

 雲一つないコバルトブルーの空に雪山の白が映え、何とも美しい氷ノ山の景色でした。欲を言えば、この日は天気が良すぎました。気温も汗ばむくらいの暖かさ。午後は雪もジュクジュクになってきました。でもゲレンデ状態は悪くなく、気持ちよく滑ることができました。3月のバッヂテストに備えて、ただひたすらに練習。安くて、空いていて、ゲレンデ状態も良く、氷ノ山国際は練習にもってこいのゲレンデです。

 

ハチ/ハチ北(2/25)

 今日は家族サービスです。2人の子どもと連れ合いと4人で、年に一度の日帰りスキー旅行です。道路は今年の中では一番混んでたような気がしますが、それでも比較的すいていました。未明からの雪で、道路はチェーンかスタッドレスがなければちょっと危ない状態でした。天候は、一日中雪模様。帰るまでに車の屋根に10cmほど積もってました。

 今日は長男のスキーデビューです。駐車場の前でレンタルスキーを借りて滑りました。何しろ初めてのもので、横歩きもズリズリ、ハの時もなかなかポーズが決まりません。「もうやめる」とべそをかいたりもありました。林間コースを2回下りましたが、帰る直前にはほとんど下の方までこけずに下りていました。長女はもっぱら雪遊びとソリ遊びです。

 リフト待ち状態はというと、ハチ高原中央トリプルで7分ほど、クワッドはあまり待たずに乗れました。ハチ北は中央クワッドが4分ほど、なぜか北壁トリプルがリフト待ちなし。この日一番時間がかかったのは、ハチ高原の登行リフト中間駅乗り場。15分以上かかりました。やれやれ。ちなみにこの日にちくさ高原に行った同僚の話では、リフト待ち20分だったそうです。

 

氷ノ山国際(3/★)

 バッヂテスト直前検定対策スキーということで、受験場となる氷ノ山国際に行きました。八鹿で雨(6℃)。関宮でも雨(4℃)。氷ノ山国際の駐車場でも小雨(2℃)。登行リフトからトリプルに乗り、レストハウス前でようやくみぞれ。今日は一日中、小雨かみぞれまじりの小雪といった状況です。ゲレンデ状態もよくありませんが、悪雪も練習しておかないとね。

 帰りは2時に向こうを出て、この日初めて播但連絡自動車道の和田山−生野北を通りました。途中のPAが道の駅になっていて、トイレもきれいで、朝来町名物の岩津ネギを買って帰りました。けど、和田山−神崎南で¥1、000は高いと思いませんか?

 

氷ノ山国際(3/4)バッヂテスト

 前日の夜、というより出発時は土砂降りの大雨。もう、いやになります。よりによってバッヂテストの日に・・・。ところが、低気圧の仕業で急に冬型になるとか。スキー場に到着した頃には粉雪になり、その後雪もあがり、青空まで見える好天気となりました。雪質は予想に反して、そんなに悪くありませんでした。

 当日は兵庫県スキー連盟の大会もあり、ゲレンデが一部規制されていました。てっきりペアリフト右側のバーンで検定だと思い、そちらでばかり練習していたのですが、検定は左側のバーンでした。自分としては滑り込んだつもりですが、午後は雪も緩んできて凹凸もできてきて、滑りにくい雪になってしまいました。カービングを生かしたスキーができていないようです。結果は不合格でした。まだまだ一級合格の道は遠いようです。

 なお、当日の朝まで雨だったからかどうか、リフト待ちは平日のちょっと混んだ時くらいの感じで、スイスイでした。道路は9号線に出てから混み始めましたが、シーズン中のようなことはありません。3月になると、もっともっとスキー客は減ってくることでしょう。

 

白馬八方尾根(3月9日〜3月12日)

 本当は2月10・11・12の連休に行く予定だった信州ツァー、宿が取れずに1日縮小しての実施です。9日(夜)にこちらを出発し、10日(土)朝到着、現地1泊して11日(日)夕方現地出発、12日(月)の未明に帰ってくるというスケジュールです。実は出発の前日、季節はずれの大雪で、朝は高速道路も一部通行止めになっていました。近畿中部でも日中は雪が降り続き、積もるまではいきませんが、本当に今夜大丈夫かな?と思わざるを得ない天候でした。でも、それくらいでひるむ私ではありません。結局松本までの高速道路は、何も問題ありませんでした。ただ、豊科ICを下りてから白馬までの道のりは、道路にも雪がついており、ノーマルタイヤの車がノロノロ行くので、ちょっと時間がかかりました。

 と、まあそんな天候ですから、ゲレンデの雪質は良好です(ちなみに前回来たときは、前日まで土砂降りでした)。土日というのに、ゲレンデの下の方のリフトこそ待ち時間が10分近くありましたが、上の方はあまりリフト待ちもなく、ストレスなくリフトに乗ることができます。1日目は雪が降り続いていましたが、2日目になると青空も見え、ごらんのような景色です。

 この日はスキーの大会も開催されていて、一部ゲレンデが制限されていましたが、トップスキーヤーのきれいなフォームを見せてもらうことができました。イメージトレーニングだけは得意なんですけどね。兎平や黒菱のコブも、そんなに噂ほどでもなく、なんとか下りられました。

 2日目は早く山を下りるつもりだったのですが、背中で滑るのが得意な奴が約一人いて、下山コースを外れてしまいました。もう一度リフトであがって下山すると、結局最終の時刻になってしまいました。「郷の湯」で体を癒し、出発は6時を回っていました。帰りは大町の手前までノロノロ運転で、思ったより時間を費やしてしまいました。豊科のスイス村で夕食をとり、後はひたすら高速を突っ走り、未明の2時にこちらに着きました。

 行きも帰りもひたすら運転というのは初めての経験だったのですが、案外できるものですね。変な自信がついてしまいました。何度か睡魔に襲われましたが、そういうときは早い目に交代するか仮眠をとりましょう。

 

 志賀高原(3月26日〜3月30日)

 例によって、26日(夜)にこちらを出発し、27日朝到着、現地2泊して29日(木)夕方現地出発、30日の未明に帰ってくるというスケジュールです。今回はまったくのスキー三昧ではなく、28日は半分お仕事です(それ以上詳しくは聞かないでください)。今回は道路の雪の心配もなく、初めて志賀高原にマイカーで行きましたが、オリンピック効果とでもいいましょうか、スキー場まで楽々と行けるのにはびっくりしました。高校生の頃、修学旅行で行った時は、なんと遠いところに行くのかと思ったものですが、6時間ちょっとで行けてしまうのですから、えらいもんです。

 27日、熊ノ湯(今は「ほたる温泉」というそうです)に到着。私はそうでもなかったのですが、同行者の希望により3時間ほど仮眠をとり、ゲレンデに行きました。熊ノ湯スキー場、隣接する横手山スキー場は、スノーボード禁止です。明け方雪がふりましたが、その後は良い天気で、横手山山頂からの景色もきれいでした。富士山は残年ながら見えませんでした。山頂のパン屋さんには昼食後だったため寄りませんでした。今思えばちょっと後悔。

 28日のメインはナイター。熊ノ湯スキー場はリフト1本だけですが、ナイター設備があります。照明があと2機ほしいところですが、我慢しましょう。ナイター前にはゲレンデ整備をしてくれるので、ありがたいです。コブコースもあり、迂回コースもあり、全くの初心者でなければいろいろ楽しめそうです。この日は、ほとんど初心者だった同僚が、一番最後まで一生懸命滑っていました。ナイターだと斜度がわからなくなるのでしょうか。次の日に同じ斜面を見て、ビビッてました。

 29日はシャトルバスで奥志賀まで行き、リフトを乗り継いで蓮池まで帰ってくるという趣向です。9時半に熊ノ湯からバスに乗り、奥志賀についたら10時半でした。奥志賀ゴンドラが強風で運転を見合わせていました。残年。焼額のゴンドラは動いていたので、乗ってきました。この日は朝から夜までしめった雪が降り続きました。焼け額の下で昼食をとったのが2時過ぎ、焼額からダイヤモンド、一ノ瀬、寺子屋から林間コースを通ってブナ平の上に来たときには4時20分頃になっていました。必死でジャイアントの下まで滑り、営業終了が4時半のリフトに4時35分に乗って、蓮池バス停に着いたのが4時47分。何とか4時50分の最終シャトルバスに間に合いました。楽しいと言うより疲れたツァーでした。

 風呂に入って、6時半にホテルを出発しました。車には雪が5センチほど積もっています。道路も雪がついています。行きはノーマルタイヤで十分でしたが、帰りはとてもとても・・・スタッドレス様々でした。でもさすがは志賀高原、まさか3月の終わりに雪が積もるとは思いませんでした(と思ったら、この日は都心でも満開の桜に降雪があったとか)。帰りは姨捨SAで夕食をとり、あとはひたすら西を目指します。30日未明の2時に三木到着。前回に引き続き私一人が運転でしたが、またまた変な自信がついてしまいました。案外運転している人より、同乗している人の方が疲れるようです。

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