志染の石室(しじみのせきしつ・兵庫県三木市)

 高さ2.7m、幅14.5m、奥行き7.2mの石室(いわむろ)で、中は一年中わき水をたたえています。『日本書紀』によると、飛鳥時代、後の顕宗天皇と仁賢天皇が幼少の頃、政変の難を逃れて隠れた石室といわれます。その中のわき水は、天然記念物の「ひかり藻」の作用により、12月下旬〜3月初旬には色を変えることがあるため、「窟屋の金水(いわやのきんすい)」とも呼ばれます。【看板より】

 たまたま行ったのが5月下旬で、金水はあきらめていましたが、なんと金水も見ることができました。このあたりは、石灰岩ではありませんが、このような磐の地形をよく見ることができます。 

志染の石室全景。
ひかり藻の「金水」。

2006.5.30


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