石山寺(滋賀県大津市)
石山寺という名前からして、石好きにはたまりません。山門から進んでいくと、本堂の手前に、天然記念物の硅灰石の大きな露頭が現れます。石灰岩が花崗岩によって変成すると、普通は大理石になるのですが、まれにこのような硅灰石になるのだそうです。
そのやや手前の、鯉が泳いでいる池の所には、大理石の露頭もありました。入り組んで浸食されていて、鍾乳洞の近くでよく見かけるような形相をしています。
立て札には「くぐり岩」と書かれています。くぐれるくらいですから、鍾乳洞と言ってもよさそうなものですが、鍾乳洞と言うには、ちょっと穴が短すぎます。それでも子どもが中で遊べるくらいのスペースはあります。
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