アボガドの水栽培
アボガドの種を、とがった方を上にしてつまようじで支えて水につけると、芽が出る・・・と何かで読んで、やってみました。
(2006.5.23)
ほんとにこんなことで芽が出るのか? と半信半疑。一代目は、「とがった方」を上下間違えていたようで、敢えなく失敗。懲りずに二代目も挑戦してみました。いつまで経っても変化無し。ちょっと縦に割れたように見えますが、それだけ。水が少なくなって種が水から浮かないように注意していました。
変化ないなぁ・・・とよく見ると、種が割れて、白い根が伸びていました。全然気が付きませんでした。
さて問題は、これからどうしたものか。土に植え替えた方がいいのかどうか、早速ネットで調べてみます。
(2006.6.3)
どうも、最初から種を土に埋めたほうが、簡単に栽培できるそうです。でも水栽培でも、葉が出るくらいまでは育てられるそうですので、しばらくこのまま水栽培でいきます。先日から、芽が出てきました。なかなか、繁殖力は強いようです。
(2006.6.11)
グングン芽が伸びてきました。葉っぱも出てきました。根が出てから、ひと月も経っていないのに、この生命力。ただ、おいているところが日光の当たらないところなので、ちょっとモヤシっ子です。
根もたくさん出てきました。
葉っぱのアップ。
(2006.6.18)
あれから一週間。そろそろ水栽培では限界かも。ここまでくると、実がなるのが楽しみですが、残念ながら実をつけるのは難しいそうです。観葉植物として楽しみたいと思います。
(2006.6.25)
だいぶん大きくなってきました。水しかやってないのに、枯れずに頑張ってます。北窓のところに置いているので、日照不足かも知れません。
(2006.7.2)
かなり大きくなった気がするのですが、デジカメで撮っても大きさがよくわかりません。缶ビールを横に置いてみました。でもやっぱり、大きさはわかりませんね。
実はもう一つ、別の種を水栽培しているのですが、そちらはまったく変化がありません。この差は何なんでしょう。
(2006.7.16)
成長が著しいので、土に植えてみました。もともと水栽培していたくらいですから、水をやりすぎても根腐れすることはないだろうと、底に穴のあいていない容器を使用しています。葉っぱが大きくなったような気がするのですが、気のせいでしょうか。
(2006.7.30)
なかなか根がでなかった、もう一つの種から、ようやく根が出てきました。あとひと月ほどすると、葉っぱも出ていることでしょう。古い方のアボガドは、大きな葉っぱが5枚でて以降、そんなに変化はありません。ということは、2か月後には、この2つは、よく似た形になるということでしょうか。
写真ではわかりにくいですが、上の写真の左側のアボガドは、葉っぱが下にかくれてしまいました。一回り大きい葉っぱが4枚、新しく出てきています。右側のアボガドは、のっぽのヒョロヒョロですが、ようやく葉っぱが出てきました。夏至の頃に比べると、もう秋分の日が近いくらいですから、日光も弱く、生育も悪いのでしょうね。冬が来る前に、忘れずに土に植え替えたいと思います。
(2006.11.4)
新しいアボガドも、土に植え替えました。日の当たるところに置いていたので、だいぶん成長したような気がします。これから寒くなるので、春になるまではこれ以上成長しないと思います。次の問題は、冬をどう乗り越えるかですね。
それから半年以上たち、アボガドはどんどん成長しました。1代目は、根本にくっついていた実もなくなりかけています。でも、2代目(右側)は、葉っぱが2〜3枚出たと思ったら枯れ、また2〜3枚出たと思ったら枯れ、また今の2枚の葉っぱも枯れかかっています。何が悪いのでしょうね。
ちなみに、3代目はもう少しで発芽というところまで来たのですが、腐ってしまいました。4代目は数ヶ月になるのですが、まだ発芽の気配なし。
4代目にようやく根が出てきました。ほぼ半年かかりました。あとは1代目もしくは2代目と同じような形で成長していくことでしょう。こんどはヒョロヒョロにならないように、今から日光のあたる所で育ててみます。
ちなみに葉っぱがすぐ枯れる2代目は、種のところもしぼみかけたので、とりあえず庭の土に植え替えてみました。どうなることやら。
冬になる前に近況報告。1代目(写真左)は、どんどん成長して大きくなりました。9月に根が出た4代目も、2ヶ月でこのように大きくなりました(写真右)。いま元気なのは、この2つです。
2代目は、庭の土に植えたところ、しばらくは元気を取り戻して、新しい葉っぱもたくさん出てきたので、このまま成長するかと思ったのですが、今度はアブラムシがつき、葉っぱが枯れてしまいました。
1代目(写真左)は、冬のあいだ日の当たるところにおいていたら元気だったのですが、寒い冬を乗り越えて春も近くなったある日、いきなり葉がしおれ始めました。全ての葉の色が変わり、枯れてしまいそうになりました。土を少し入れ替えたところ、新しい葉が2枚出てきて、なんとか持ち直しました。11月の写真の葉で残っているのは1枚だけで、それも枯れかけています。
4代目は、まもなく1ヶ年になります。そろそろ土に植え替えてもいいのですが、いまのところ水だけでも元気です。
さて、芽が出てすでに2年を経過している1代目のアボガドですが、根本から新しい芽が出てきました。葉が枯れだしたのも関係あるのかも知れません。この先どうなっていくのか、また変化があれば報告します。
立冬をすぎ、そろそろ寒くなってきました。1代目のその後の報告です。写真(左)のとおり、根本から出てきた新しい芽は、ハッパをしっかりつけ、元気に育っています。4代目(右)も、葉が大きくなりました。種に突き刺したつまようじは、1本は折れてしまい、あまり役目を果たさなくなってきています。冬までに土に植え替える予定です。
今年の冬が厳しいのか暖冬なのかわかりませんが、冬を越したら、また報告したいと思います。
ほぼ1年ぶりの報告になってしまいました。アボガドは、その後冬も乗り越え、春からグングン成長して、ごらんのようになりました。普通の木という感じですが、枯れずに頑張っています。
(2010.9.12)
あれから1年。発芽して、もう4年経過していることにびっくり。こうして記録を残していると、よくわかりますね。でも木の勢いは今一つ。左側のアボガドは、昨年二本目の芽が生えてきました。古いほうは、とうとう枯れてしまいました。現在、両方とも葉っぱが3枚ずつ。左側はとっくに種は形が無くなりましたが、右側のアボガドはまだ種の形があります。でも種の形が小さくなるにつれ、木の勢いも弱くなってきました。最近は水しかやってないからなぁ。肥料もやってみます。
(昨年の画像を見ながら読んでください)
左側のアボガドは、とうとう冬を越すことができず、枯れてしまいました。今年の冬は、近年になく寒かったからでしょうか。あるいは、暖冬だったとしても冬を越せなかったのかも知れません。同じく右側のアボガドも、冬に葉がすべて落ちてしまいました。春になり、若葉が2枚出てきたのですが、勢いがありません。今度は酷暑のせいか、葉も茶色くなってきました。要するに、根もとの種の栄養がなくなってくると、木の勢いも弱くなるようです。液体肥料をやっていますが、勢いはもとにもどりません。このままのようだと、そのうち枯れてしまいそうなので、露地に植えてみようかとも思っています。
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